浅野ゆう子、トレンディドラマ全盛期は撮影の合間にBBQやクルーザーでイカ釣り「なんてバブリー!」

0

2019年03月24日 16:12  TVerプラス

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

TVerプラス

浅野ゆう子が、3月23日放送の『人生最高レストラン』(TBS系、毎週土曜23:30〜)に出演。トレンディドラマ全盛期の思い出を語った。

徳井義実(チュートリアル)と宇賀神メグTBSアナウンサーがMCを務める同番組は、料理の代わりにゲストの「人生で一番おいしかったものの話」をいただくグルメトークバラエティ。今回の“常連客”は、勝俣州和と光浦靖子。

「トレンディドラマの女王」として一世を風靡した浅野だが、もともとは「とびだせ初恋」や「恋はダン・ダン」などを歌うアイドル歌手として芸能界デビュー。中学1年生の夏に地元の神戸から上京し、東京の寮で生活をしていた頃のエピソードを披露した。

そんな浅野に転機が訪れたのが、20代中頃。当時、アイドル歌手から女優になりたいと考えていたが、ほとんど仕事がなく「年間にすると2時間ドラマが1本、2本くらい」だったという。あるとき、自身が主演を務める火曜サスペンス劇場を見たフジテレビのプロデューサーから「一緒に仕事をしませんか」と声をかけられたが、その後、何の音沙汰もなく、しびれを切らせた浅野とマネージャーは、別の番組のロケでそのプロデューサーの家の近くを訪れた際、夜10時過ぎにも関わらずアポなしで突撃。「浅野ゆう子でございます、ご連絡お待ち申し上げております」とプロデューサーに直接アピールしたのだとか。

このアポなし訪問が功を奏したのか、浅野は1988年に放送されたフジテレビの2時間ドラマ『晴海コンパニオン物語』で主演に抜擢。さらに、トレンディドラマブームの火付け役ともなった『君の瞳をタイホする!』や『抱きしめたい!』への出演につながっていったという。

浅野からのアポなし訪問を受けた当時のプロデューサー・山田良明氏は、VTRで登場し、「これはなんとかしなきゃいけないなと思ったんですけど」と当時を回顧。また浅野のどんなところがすごかったのかを聞かれると、「どんなところも別にそんなにすごくなかったですけどね」と笑わせつつも、「女優としてというよりも、やっぱり女性としてすごく輝いていて、前向きで。みんな仲間でね、大学のサークルみたいにドラマを作っていたという覚えがありますね」と振り返った。

浅野は「撮影も、海のほうのシーンがあれば、“じゃあ今日は午前中で終わって、この後、バーベキューしてビーチバレーボール大会だ!”とか、けっこうありましたね。“じゃあ、明日は撮休だから、クルーザーでイカ釣りに行くぞ!”みたいな」と当時の現場の空気感を再現。「なんてバブリーなんでしょう!」と自嘲めかして笑いを誘った。

そんな浅野が今回、紹介したのは、京都のフレンチ懐石「匠 奥村」や、六本木の割烹料亭「さぶ」などの名店の数々。あわせて、親交のある室井滋や同じ事務所の佐野史郎、そして大先輩である野際陽子とのエピソードを語った。
    ニュース設定