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太った体に喝!アラフォー男が恐る恐る格闘技デビューしてみたら…?【遊び再デビュー計画】

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2019年03月24日 17:10  d.365

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d.365

写真掲載:d.365
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運動するなら、いっそのこと格闘技デビューしよう!

【詳細】他の写真はこちら

若い頃に比べて出っ張ってきたお腹に、健康診断のたびに思う「運動しなきゃ…」。ランニングしてみたものの、三日坊主で続かない。そんな同じことの繰り返しは、もうやめよう!中途半端に運動するくらいなら、思いっきりハードルを上げた方が楽しい。若く輝いていた頃を取り戻すため、いや、当時を超えるため「格闘技」で汗を流すのだ!取材に向かったのは、”打つ、蹴る、極める、投げる”と立ち技格闘技の中でも異色の「シュートボクシング」道場。いざ、たのも〜う!
教えてくれたのは、この人

トレーナー 大江慎(49)
シュートボクシング日本スーパーフェザー級王者
ISKAフリースタイル世界ライトウェルター級王者

13歳でタイガージムに入門。必殺の左ミドルキックを武器に、プロとしてシュートボクシング、UWFインターナショナルで活躍を重ねる。引退後は試合解説、テレビ司会者のほか、トレーナーとして多数の選手を育成。精力的に格闘技業界の普及に努めている。

シーザージム新小岩

営業時間:月〜土 13:00〜22:00
      祝日13:00〜18:00 (詳細はHPにて)
住所:東京都葛飾区東新小岩1-17-12浅野ビル1階
電話番号:03-5670-5543

キッズクラスからプロコースまで、充実した設備と指導が受けられる。一日体験は2160円から受けられ、自身の希望に応じたレベルでシュートボクシングが学べる。

You Tube「大江慎チャンネルOEMAKOTO ch」絶賛更新中

大江家のほのぼのとした日常から、テレビ収録現場や道場での様子を配信中。陽気な人柄に、思わず爆笑すること間違いなしの内容となっている。

野球もサッカーも昔やった。あと未経験のスポーツって……「格闘技」だ!
「一緒にカラダを動かそうよ!」。さわやかに、とても楽しそうに練習へ誘ってくれたのが、ここ「シーザージム新小岩」のトレーナー・大江慎さん。打撃格闘技といえば、怖いお兄さんたちが日夜サンドバッグをバスンバスンと殴り回し、リングでは血で血を洗う荒行が繰り広げられる…。しかし取材に向かうと、そんなイメージとは程遠い、和やかな空間が広がっていた。

ここは「大人の寄り合い所」各々が自由に汗を流せる場所
ジム内にいるのは10〜50代と、年齢層がバラバラ。プロを目指す青少年から、会社帰りにちょっとサンドバッグを叩く会社員まで実に多種多様。リングサイドで和やかに談笑するもよし、リングインして本格的に指導を受けるもよし、思い思いに練習をしている。打撃格闘技といえば、敷居が高く感じるが、ジム内の雰囲気はまったくピリピリしていない。むしろ、時間が遅くなれば練習生が増え、会話も広がる。体が動かせて、コミュニティとしての役割も持っているのだ。

「毎日、いろいろな人が練習に来るんだよね。最近は女性も多いし、会員はいま全部で80人くらい。仕事帰りに1時間ほど汗を流して帰る人が多いかな。それ以上やると翌日の体に負担を残すし、適度な運動こそ健康的な生活の源でしょ!」

いやいや大江さん、そうは言っても格闘技ですよ。「打撃って怖い」というイメージの人も多いと思うのですが……。

「入会してくるのは、ほとんどみんな未経験。レベルに応じて練習できるし、全然怖がらないくていいよ。30、40歳から初める人なんていっぱいいるし、仕事帰りのオジサンたちが集う場所って、社会に必要だと思うんだよね!」

確かに、時間が遅くなるほど練習生の数は増えていく。でもあのー、リング中央でものすごいトレーニングをしていらっしゃる方がいますよ(汗)。聞けば、プロの「ソルデティグレ・ヨースケ」選手とのこと。一般会員に猛者が紛れ込んでる!

「全然気にしなくていいから! さあ、一緒にカラダを動かそうよ! じゃあ特別体験ってことで、ベースとなる練習を一通りやってみようか」

え? マジですか? いやいや、取材しにきただけなんですけどー、ってもう準備を始めてるし。かくして、特別一日体験シュートボクシングが始まった。

男子たるもの、格闘漫画や映画の主人公に憧れたことは多いはず。「サッカーや野球は経験したことがあったけど、格闘技だけはなくて…」、そう話すのは会員のAさん。一念発起して打撃格闘技を始めると、あっという間にのめり込んでいたという。「サンドバッグを叩くだけで、すごく楽しい」。そんな魅力に取り憑かれ、アマチュアの試合を目指す人も。意外に女性も多く、縄跳びやバイクを中心としたトレーニングが多い。


入会の理由は十人十色「子どもにカッコよく思われたい」って大事
大江先生に誘われるままムエタイパンツに履き替え、練習スタート。

実は筆者も10年近くキックボクシングをゆるゆると学んできたが、数年前に一時撤退してからというもの、まともに体を動かしていない。果たして練習に耐えられるのか、ドキドキだが、見事に不安は的中!

最初の柔軟体操でいきなりカッチコチの体を露呈し、股割りもできず、ひどい有様に。

「すっごく体が硬くなってるねえ。毎日柔軟しないと、どんどん悪くなるよ!」とのお言葉。重々承知しているけど、なかなか時間が割けなくて……。と言い訳をしていても始まらない。

本格的に練習が始まり、シャドーボクシングからサンドバッグ、ミット打ちにスパーリングと一通り終えた頃には、もはやボロ雑巾のようになっていた(笑)。そんな虫の息状態をさらしていた午後8時、「お願いしまーす!」と段々、人が増え始めてきた。

年齢はさまざま。話を聞くと、仕事を終えて帰りに寄っている人が大多数だ。格闘技歴4年になるという深見さんは、「炎丸」という居酒屋を多店舗経営する、やり手の実業家。

「楽しくやらせてもらってますよ。経歴はそんなに長くないけど、ハマっちゃって『おやじファイト』という大会に出て、優勝したこともあります」というからすごい。年齢は43歳とのこと。見習わなければ。

そんな中、ひとりリングで大江先生とミット打ちを始めたのは、プロの「ソルデティグレ・ヨースケ」選手。一度は引退を決めたものの、再びリングへと舞い戻った。年齢は37歳。その動機を聞くと「いや〜、やっぱり子どもにかっこいい姿を見せたいじゃないですか」と一言。肝に銘じます!


特別体験メニュー
柔軟体操
まずは怪我をしないように柔軟体操から。と、いきなり大江先生から「体が硬すぎない(笑)」というツッコミが……。確かに!

縄跳び
パンチを強くするための、重い縄跳びを体験。回しているだけで肩の筋肉がピキピキに。5分ほどでじっとりと汗ばんできた。

シャドーボクシング
続いて、リングでシャドー。対戦相手を想定しながら基本のパンチ、キック、防御を繰り返す。もう息が上がり始めてるけどね。

サンドバック
お待ちかねのサンドバッグ打ち。これが結構辛くて、3分×5セットしたところで完全にバテ気味。まだ練習始まって30分くらい。

途中で指導も!
大江先生から打ち方アドバイス。「姿勢が前や後ろに崩れないよう、頭の上にお皿を乗っけているイメージで」。勉強になります。

ミット打ち
大江先生にミットを持ってもらい、キックやパンチを繰り出すものの、指示についていくのが精一杯。ぐわー、体が重たい!

疲労困憊で休憩
あえなくミット打ちを1セットしたところで撃沈。「タイム、タイム!」と叫ぶ自分が情けない。体のなまり具合を実感する。

スパーリング
最後に練習生の方とスパーリング。これを乗り切れば終わりとばかりに、ラストスパートをかけるが、体は結局ついてこない……。

練習生のメニュー
軽めにも重めにも練習は自分の目標次第!
今回の体験メニューが基本ではあるが、練習生は特に縛りもないので、どれか一つだけをやって帰ることも可能。体力増進、技術の向上、試合へのチャレンジなど、自ら設定した内容に合わせて練習できる。通い始めて4年という練習生の石田さんは、「今週は2、3回来ているので練習している方です」と話す。

プロのメニュー
プロの刺激的な練習を間近に感じられることの有益さ
同じジム内でハードなトレーニングを積む様子は刺激になる。フォームの美しさ、スタミナの多さ、練習に対する集中力など、勉強になることばかり。別にプロや選手を目指すわけではなくても、こうした非日常的な刺激は他では得られないものだ。
見ているだけで辛い!プロ選手のトレーニング
「ソルデティグレ・ヨースケ」選手にトレーニング風景を見せてもらった。基本メニューは練習生と似ているが、その濃密さと強度が段違い。ミット打ちは「階段ミット」と呼ばれ、1〜10回を左右順々に蹴ったあと、マットに寝転がり立ち上がる動作を繰り返す。

子どもと一緒に体を鍛えてカッコいいパパの威厳を保て!
格闘技界に一時ほどの熱がなくなり、テレビ放送も激減した。しかし、ボクシングの井上尚弥、総合格闘技団体「RIZIN」が擁するキックボクサー・那須川天心や、女性のツヨカワ系シュートボクサー・RENA、総合格闘家・堀口恭司、K-1の武尊といったスター選手が頭角を現している。選手を応援するのも楽しみ方のひとつだし、興味が湧けばジム見学に足を運んでみるのもいいだろう。

「いきなりジムに行くのはちょっと……」という不安なパパさんは、週末に自主トレーニングから始めてみてはどうだろうか。しかも、子どもと一緒に走ったりするだけで、親子の絆が深まるはず。

実際、子どもと一緒に習い事をすれば、共通の話題にもなるし、格闘技を通じて礼やマナーも教育できるので一石二鳥というもの。運動不足の体に喝を入れるべく、始めるならば「格闘技」だ。ジャンルはキックボクシングだけでなくてもいろいろある。空手、剣道、柔術、柔道、レスリング、合気道。こんなに豊富な格闘技のジャンルがあるのは、世界でも珍しい。日本は格闘技大国だ。

大江先生曰く「格闘技のジムが怖いという時代でもないよね。いろいろな人に、楽しさを知ってもらいたいし、みんなで体を動かせば、絶対に楽しいから」とのこと。会社帰りにブラっとサンドバッグ打ち、なんてカッコいいパパを目指そう。

【アラフォーたちの遊び再デビュー計画】

学生時代はみんな夢中で遊び、趣味を謳歌していた。だが、社会に出て結婚して子供が生まれ、いつの間にか遊びや趣味は、過去に懐かしむものとなる。それが大人になることと頑なに信じて。でも、はたしてそうなのだろうか? パパになったとしても、あの頃の遊びや趣味に夢中になれば当然楽しい。ここではアラフォーパパたちが、無理なくそれらに再デビューする方法を教えます。

※『デジモノステーション』2019年4月号より抜粋。

text三宅隆

photo利根川幸秀出演大江慎

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