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「妻に働いてもらいたい!でも家事の負担は嫌!」そんな夫の本音と対処法

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2019年03月25日 12:11  ウレぴあ総研

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ウレぴあ総研

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家計はあまり楽じゃないし、子どもにかかる手間も減ってきたなら、妻にも働いてほしい。でも、家事の負担は今まで通りがいい。

あなたの家事、月給にするといくら?堂々と家事を外注していい「これだけの理由」

こんな一方的な夫の意見を聞くと、「不平等じゃない!」と頭にきますよね。

家事の負担を嫌う夫の本音は、ほとんどが「家のことは妻がするもの」という思い込みにあります。

仕事と家事の両立を望む夫には、どう向き合えば良いのでしょうか。

■「家事は女の仕事」という思い込み

出産し、子どもが小さいうちは、多くの女性が育児をしながら専業主婦になります。

産休が明けて会社に復帰することが決まっている女性以外は、そのまま家のことと育児をこなし、生活費は夫が稼ぐという状態が続くでしょう。

自分は出産もせず、子どもが産まれても変わらず会社で働き続ける夫は、それが自分のやることだと信じる自分に違和感がありません。

子どもの世話で家にいるなら、家事もやるのが当然。それが妻の「仕事」であり、自分には関係がないと思うのですね。

ですが、子どもが大きくなって保育園や小学校に通い出すと、家で家事だけやっている妻は「楽をしている」と感じるようになります。

「俺はストレスを抱えながらこんなに頑張っているのに、妻は誰でもできる家事だけやっていればいい。こんなのは不公平だ。それなら妻にもパートでも出てもらい、少しでも家計の足しにしてほしい」

こう思うとき、夫は「少しの時間働きに出るくらいだから、そんなに大変じゃないはず」と勝手に決め込みます。

だから、家事の負担は今まで通りで問題はないはずだし、妻もやれるだろう。

これまでずっと「家事は女の仕事」と思ってきたので、「新しい負担が加わってもそれは変わらない」という思い込みが出来上がっているのですね。

■「妻の大変さは妻の責任」という決めつけ

しかし、短時間のパートであっても、実際に外で働き始めると妻の負担は想像以上に大きなものになります。

子どもたちの登園や登校の準備を手伝い、送り出してからは洗濯などの家事をこなし、時間になればメイクをして着替えて仕事に行き、慌ただしく帰宅してからはお迎えに行ったり夕飯の買い出しに行き……。

仕事をしている間にできなかった家事をやりながら晩ご飯の準備をし、お風呂の用意もしなければならない。

帰宅した夫からは部屋が片付いていないことに文句を言われ、子どもたちからはご飯が手抜きだと不平が出る。

そんな妻を見ても、夫の意見は変わりません。

「お前のやり方がまずいんじゃないか」「要領が悪いんだよ」「もっと工夫したら?」「よそのお宅ではうまくやっている嫁が多いんだぞ」

これは、実際に筆者が妻たちから聞いた「夫に言われた言葉」です。

仕事と家事を両立できないのは、どこまでも妻の責任。自分は働いて生活費を稼いでいるんだから意見する権利があるし、「お前が大変なのはお前の責任だろ」ということなのです。

一方で、妻は自分のふがいなさに落ち込み、理解のない夫にショックを受けます。

「少しくらい手伝ってくれてもいいじゃない」と思っても、収入の差を持ち出されたら何も言えず、悔しい気持ちを無理やり飲み込むしかありません。

目に見えない妻の負担は、夫に届きません。

夫にとっては「家事は女の仕事」の思い込みがあり、そこに「外で働く」という大きなプレッシャーが加わっても、うまくやれて当然という決めつけから意識は動かないのです。

■負担を可視化する

ずっと家事を妻だけに押し付け、仕事を免罪符に家のことには関わらずにきた夫には、負担を目に見える形で見せることで「本当の現実」を突きつけることができます。

ほかの家事で忙しく、洗濯物が取り込まれたまま放置するしかないときは、無理にこなそうとするのではなく「○○時に家に帰ってきてからこれだけすることがあって、そこまで手が回らない」とはっきり夫に伝えましょう。

帰宅したのにご飯が出来ていないと夫に文句を言われたら、「子どもたちが明日学校で必要なものを買いに行くことになって、時間がなかったの。ご飯が作れなくても当然でしょ」と事実を伝えれば、それに対してまでケチをつけるのは夫の人間としての器が小さいことになります。

無理をすればするほど、「家事も仕事もやれて当然」という夫の思い込みは加速していきます。

「これだけの負担をひとりで抱えるのは不可能」であることを目に見える形で見せなければ、夫はわからないのです。

生活は日々いろんな変化があり、夫の知らないところでイレギュラーなことはたくさん起こります。それらは、すべて妻が処理しなければならないのではなく、「家事と仕事を両立させるのはこんなに大変なんだ」と夫に知らせなければいけません。

夫に気づいてほしいのは、「家事は妻だけがするものではなく、共働きなら夫も負担することこそ当然」という価値観です。

スムーズに生活のリズムを回していきたいのなら、それぞれがやれることをこなしていくのが正解です。

洗濯物をたたむ時間がなかったのなら、帰宅した夫がやればいいこと。「疲れているのに何で俺が」は妻も同じ。夫のやらないことを負担している妻だって大変であり、夫なら「じゃあ俺がこっちをするから」と手を出す気軽さを持つほうが、本当はストレスがないはずです。

■妻の引け目が夫の思い込みを育てる

筆者の周りにも、「ムカつくけど、『一日中仕事をしている俺のほうがしんどいだぞ』って言われたら黙るしかない」「パートくらいしかできる仕事がないから、稼ぎを持ち出されたら何も言えない」と、夫から受ける理不尽なストレスに苦しむ妻は大勢います。

ですが、その“引け目”こそ、夫にとっては自分の気持ちに疑いを持たない理由になります。

黙り込む妻を見て、「ほら見ろ、やっぱり俺が正しいんだ」と思う夫は多く、仕事と家事を両立できない妻を責めることに違和感を持たないのですね。

収入に差があっても、同じ家で暮らし、生活をともにするなら家事は分担するのが正しいありかた。実際には妻のほうがやることは多いとしても、手が回らないことは夫がするのが自然であり、それを知ってもらうのが「負担の可視化」です。

引け目を感じるからすべてをこなそうとするのではなく、「私にはこれだけの負担がある」という現実を目の前で見せれば、夫が持つ「家事は女の仕事」という思い込みは少しずつ揺らいできます。



子どもが生まれてからの1〜2年、夫婦の生活スタイルは大きく異なります。

妻側はそれまで働いていた経験があれば一日中働くことの大変さは理解できますが、夫側では妻の大変さがなかなか理解できないのです。

しかし、今までに経験したことのない、育児、家事、仕事の両立は誰がどう言おうと難しいことであるのは確かです。

完璧にできないことに引け目を感じることなく、しっかりと自分のキャパシティを伝えてみましょう。

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