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運命の出会い!?『金子文子と朴烈』主演女優が新人監督と組んだキッカケ

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2019年03月25日 21:31  シネマトゥデイ

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シネマトゥデイ

写真上映後にトークイベントに参加した(写真左から)ハン・ガラム監督とチェ・ヒソ(大阪・福島のABCホール)
上映後にトークイベントに参加した(写真左から)ハン・ガラム監督とチェ・ヒソ(大阪・福島のABCホール)

 公開中の出演作『金子文子と朴烈(パクヨル)』(イ・ジュンイク監督)がスマッシュヒットとなっている韓国女優チェ・ヒソの最新作『アワ・ボディ』が第14回大阪アジアン映画祭で日本初上映され、チェとハン・ガラム監督がトークイベントを行った。『金子文子と朴烈』は昨年、同映画祭のオープニングを飾っており、大女優への道を着々と歩んでいるチェの凱旋に会場が沸いた。


 同作は、仕事ナシ、彼氏ナシのアラサー女子チャヨン(チェ)が、ある夜出会った美人ランナーに触発されてランニングを始めたことで心身共に変化し、前向きに歩み始める成長物語。監督・脚本・編集は、韓国国立映画アカデミー出身のハン・ガラム。長編デビュー作ながら昨年のトロント国際映画祭でワールドプレミア上映され、釜山国際映画祭ではチェに「今年の俳優賞」をもたらした。


 1985年生まれで自身もアラサーのハン監督は、20代の頃に自分の人生について深く悩んだ時期があったそうで「当時は親や社会の期待に応えようとストレスを抱えていたと思います。韓国の現代の若者も同じような悩みがあるのでは? そんな時、ある小説の中に書かれていた“体は自分の理想系を表現できる唯一のものである”という言葉に出会い、共鳴しました。そのセリフを映画に置き換え、体の変化を通して生き方が変化していく様を表現したいと思いました」と説明した。


 出演依頼を受けたチェは、その脚本に惹かれたそうで「力強くて、小説を読むような感じがしました。ただ金子文子というアナキストを演じた後だったので消極的な女性だと思ったのですが、その平凡な女性が走ることで変わる。そこに彼女の力強さや魅力が隠されているように思い、彼女だけの人生の色は何だろう? と考えながら演じました」という。


 『金子文子と朴烈』で韓国のアカデミー賞こと大鐘賞映画祭2017で主演女優賞&新人女優賞をW受賞するなど同年の新人女優賞を総ナメにした赤丸急上昇女優が新人監督と組むとは意外に思えるが、チェにとっては運命の出会いだったようだ。


 出演依頼を受けたのは、『金子文子と朴烈』の韓国公開から2か月後のこと。同じ。イ・ジュンイク監督の前作『空と風と星の詩人 〜尹東柱の生涯〜』(2015)に起用されたものの仕事がなく、プロフィールを持って韓国国立映画アカデミーへ売り込みに行ったことがあるという。短編映画のシナリオを執筆中とおぼしきパソコンに、自身の携帯電話番号を書いてプロフィールを置いてきたのだが、それがハン監督のパソコンだった。


 チェは「それから1年後、わたしの携帯に直接連絡がありました。『金子文子と朴烈』を含めてそれまでオーディションを受けてきたのですが、『アワ・ボディ』は初めて依頼を受けて出演した作品だったのです」と明かした。


 そのチェの熱演もあり、ハン監督には同映画祭からスペシャル・メンションが贈られた。韓国公開はこれからだが海外での高評価を力に、今年の韓国の映画賞を賑わす存在となりそうだ。(取材・文:中山治美)


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