子どもが大人と同じようなものが食べられるようになると、一緒に外食に出かけたくなりますね。そこで気になるのが「外食時の基本マナー」。
今回は、教育コンサルタントの佐藤理香さんがキッズマナーインストラクターの大塚けいこ先生に「外食時の基本マナー」について伺いましたのでご紹介します。
家ではおしゃべりしながら食べたり、椅子から立ったりしてもとがめるのは親だけ。一方、外食では家族以外の周囲に迷惑がかからないようにする必要があります。
それが「家の食事」と「外食」との一番大きな違いです。
大塚先生によると、外食はマナーを身に付ける絶好のチャンスだそう。さっそく、外食時の注意点を確認しましょう。
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1.子連れOKか確認する
お店によって「子連れ歓迎」のところもあれば、「〇歳未満はご遠慮ください」など様々です。知らずに入ってしまうと、オムツ替えができるトイレがなかったり、子ども用の椅子や食器がなかったりすることも。お店に行く時は、事前に確認しましょう。
2.子どもから目を離さない
ママ同士がおしゃべりに夢中になり、店内を子どもが走り回っていることがあります。周囲の迷惑になるばかりでなく、子どもが転倒したり他のお客様とぶつかったりして思わぬケガをすることも。店内では子どもから目を離さないようにしましょう。
3.汚したら片づける
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子どもが座席やテーブルなどを汚したら、店員が対応してくれるところも多いです。しかしマナーとして心がけたいのは、「自分でやったことは自分で始末する」こと。食べ物や飲み物をこぼした時はそのまま放置せず、できる範囲できれいにしましょう。
今のうちに身に付けておきたい外食時のマナーがあるのでお伝えします。
1.外食先では座っていることが基本
お店には他のお客さまもいれば、配膳する店員さんもいます。子どもがむやみに歩き回ったり座席を立ったりしないようにさせてください。
<対応>
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食事を待つ間、子どもが退屈しないように、好きな絵本やおもちゃなど、静かに過ごせるグッズを持参すると◎。静かに座って待てたら、「お行儀よく待ててえらかったね」とほめてあげると子どもの自信になりますよ。
2.お店の中で騒がない
他の席まで聞こえるような声で騒ぐのはNG。店内の物を壊して迷惑をかけないように気づかうことも大切です。
<対応>
外食前に、あらかじめ子どもに言い聞かせておきましょう。店内で騒いでしまった時も、ただ叱るだけでなく、静かにするべき理由を説明して理解させましょう。
3.年齢に応じたテーブルマナーで
スプーンやフォーク、箸の使い方を、食事内容に応じて徐々に覚えさせましょう。店内には、メニュー表や調味料、ナプキンも置いてありますが、むやみに触らせないこともマナーです。
<対応>
家でも料理によって「これはフォーク」「これはお箸」と使い分けをしてみましょう。子どもの様子をみながら道具の正しい使い方を教えて、上手にできたらほめてあげます。
4.残さずきれいに食べる
外食に行くとあれもこれも注文したくなりますが、たくさん残してはお店に失礼です。子どもが食べられる分量にしてあげましょう。
<対応>
残さず食べることを身に付けるためには、食べる量の調節が一番です。子どもがメニュー表から読み取るのは難しいので、親が「いつも食べているのはこれくらいだよ」と教えてあげましょう。食事を作ってくれた人に感謝して、残さずきれいに食べることを習慣にしていきましょう。
親子で外食できるようになると、世界が広がります。外食のマナーを身に付けて楽しいひとときを過ごしてくださいね!
<取材協力>
大塚けいこ先生/キッズマナーインストラクター
「アフェクションキッズマナー」主宰。東京都内の学校で生徒にビジネスマナーを教える。レッスンを重ねることで姿勢や表情、さらには行動まで変化する様子を目の当たりにする。その後独立し、小さなお子様向けにもプログラムを改良、1回完結型のキッズマナーレッスンを運営している。
【画像】
※ KK Tan / Shutterstock
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