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大分・九重連山の硫黄山「体に感じる」ほどの火山性地震急増 3年ぶり

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2019年03月28日 10:41  ハザードラボ

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ハザードラボ

写真九重連山の観測点配置図(気象庁)
九重連山の観測点配置図(気象庁)

 大分県の九重(くじゅう)連山では、けさ(28日)7時ごろから、硫黄山の北を震源とする火山性地震が急増しており、午前9時までの2時間で20回観測された。
 九重連山は、温泉地で知られる由布市より南西へ10キロ以上離れた九重町から竹田市にかけて東西に連なる20以上の火山が連なる火山群だ。火山群としては「九重連山」や「九重山」と呼ばれるが、その主峰である単独の山を指す場合は、同じ読みの「久住山」を使う。
 西部には、久住山をはじめとする山々が連なり「久住山系」と呼ばれ、「坊ガツル」と呼ばれる草原の東側には、大船(たいせん)山を中心とする「大船山系」が並ぶ。

1700年前に大爆発  火山活動が活発なのは、西側の久住山系に位置しており、約1700年前に起きた最後のマグマ爆発でできたのが、最も若い黒岳。そこから5キロほど西にそびえるのが硫黄山だ。硫黄山の南にそびえる星生山(ほっしょうざん)では、1995年10月11日に噴火し、このときは火山灰が熊本市まで降った記録がある。  気象庁によると、硫黄山では2014年以降、噴気孔群の地下で温度の高まりを示す変化が観測されており、2017年6月ごろからは火山性地震がときどき発生している。  きょう(28日)午前7時ごろに始まった火山性地震は、硫黄山の北2キロ付近を震源としていて、午前9時までに20回発生。気象庁が現地で行った聞き取り調査では、「揺れの大きさは体に感じるほど大きい」という。  地下のマグマや水蒸気の動きを示す火山性微動は観測されておらず、火山監視カメラの観測では、噴気の状況に特段の変化はない。気象庁によると、九重連山で1日あたり20回以上の火山性地震が観測されたのは2016年2月21日以来で、本日中に現地調査を行う予定だ。 ■国内火山の最新情報は、ハザードラボ「火山マップ」でも更新しています。

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