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【子育て】ほめ方の正解とは?!子どものタイプ別「最上のほめ方」

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2019年03月31日 10:31  ウレぴあ総研

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ウレぴあ総研

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昨今では、厳しくしつけるよりも、ほめて伸ばす子育てが主流のようです。ちまたには、タイトルに「ほめる」「ほめ方」とつく本が何冊もあふれています。

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ほめることとセットでよく聞かれる言葉に「自己肯定感」があります。

自己肯定感は、能力や所有物に関係なく、ありのままの自分を肯定できる力ですが、日本人は諸外国に比べて低いとされ、特に若年層は、自分を過小評価する傾向が強いというデータもあります。

子どもの自己肯定感を高めるためにはほめることが有効と言われますが、ではどんなほめ方が効果があるのでしょうか。

幼児活動研究会/日本経営教育研究所 所長の八田哲夫さんと、一般財団法人ほめ育財団 代表理事の原邦雄さんがタッグを組んだ『最上のほめ方 自己肯定感を高める4つのステップ』を参考に、ほめる前に知っておきたいことや押さえておきたいほめ方のコツをご紹介します。

■子育ての軸を持とう

現代は、さまざまな子育て論に翻弄され、自分の子どもをどう育てたらいいか、わからなくなっているママが多い時代ではないでしょうか。

著者のひとりである八田さんの講演会でよく見受けられる親に多いのが、「うちの子はどうしたらいいですか?」「この子にはなにをやらせればいいですか?」といった質問をし、子育てに明確な答えを求めてくるケースだといいます。

しかし、一人として同じ子どもがいないように、ただ一つの正解など、子育てには存在しません。

八田さんが今まで、講演会に参加して、その後の子育てがうまくいっている人に共通しているのは、子育ての軸、つまり「目的意識」をちゃんと持っていることだそうです。

なぜ子どもを育てるか、どういう子どもになってほしいのか、一度立ち止まって、考えてみましょう。
目的地のない旅はありえないのと同じで、子育ての軸がないままでは、迷いのループから抜け出すことはできません。

■子育ての最大の目的は子どもの自立

八田さんは、「自立は子育ての最大の目的」だと言い切っています。

子どもはつねに、あれもこれもできるようになりたい、つまり成長したい生き物です。だから、できもしないのに、「じぶんでやる〜!」と言い張ったりするのですよね。

生活力をつけ、社会的に自立するには、他の生き物よりも時間のかかる人間ですから、親もあせることなくじっくりと子どもと伴走してあげたいものです。

そのためには、どういったサポートや声がけが適切なのか、親は知っておく必要があります。後で詳しく述べますが、子どもの自立を阻むのは、時に親であることもあり得るのですから。

■ほめて育てれば子どもは自立する

本書に数ある名言のなかでも目を引くのは、「ほめて育てれば、自然と子どもは自立する」という一文です。

生まれたばかりの時は自分ではなにもできなかった子どもが、歩き始め、自我が芽生えてイヤイヤ期と呼ばれる2、3歳の年齢になると、なんでも自分でやりたがって親を困らせるようになります。

子どものやりたいようにやらせたとしても、まだ小さいため、最初からうまくいくとはかぎりませんよね。この時に必要なのが、「大丈夫、あなたならできるよ」と、子どもが自立するために親は待っていてあげられるよという姿勢を伝える声がけです。

反対に、「まだあなたにはムリよ」「なにやってるの!」といった言葉を浴びせてしまうと、子どもの自立のスタートを邪魔するばかりか、成長しても、自分のやりたいことよりも親の意向を優先させる「依存」した子どもになってしまいかねません。

そしてほめる時は、「結果」ではなく「1歩目の瞬間」をほめてあげてください。

ほめ方をまちがうと、やはり依存心の強い子どもになってしまいます。自立の反対は依存ですから、真逆の効果になってしまうということですね。

たとえば、テストの点数や順位など、「結果」ばかりほめると、結果が伴わないことは親にはほめられないと思うようになって、結果的に親の顔色をうかがう子どもになってしまうかもしれないのです。

■ほめられたい3つのタイプ

本書のもう一人の著者の原さんが提唱している「ほめ育」では、子どもはどんな風にほめてほしいかで、大きく3つのタイプに分かれるとしています。

これは、必ずしも固定されたタイプ分けではなく、同じ子どもでも成長過程の時期によって、タイプが変わることもあるのだとか。

以下、ほめ方の3タイプです。

いつでもほめてほしいタイプよく見てほめてほしいタイプとりあえずほめてほしいタイプ■1.いつでもほめてほしいタイプ

安心・安全を求め、人から好かれたい欲求が強いのがこのタイプ(もしくは成長過程においてこの時期)です。

子どもだと、「ママ、一緒にやろう」と言ってきたり、自分のやっていることを見て欲しがったりします。

このタイプには、「大好きだよ」「えらいね〜」といったシンプルな言葉がけが大事です。

また、このタイプの特徴は、自分の言ってほしい言葉を口にする傾向がありますから、子どもに「すごい?」と聞かれたら、そのまま「すごいね〜」と返してあげましょう。それでその子は満足するのです。

■2.よく見てほめてほしいタイプ

子どもの自我が育つ時、子どもはこの段階にいます。具体的にいうと、何かを始めた時、自分でやりたがったり、自分で段取りを決めたがったりします。

そんな時には、単に「えらいね」だけでなく、「何を」「どのように」できたのかを具体的に伝えながらほめてあげましょう。それによって、子どもは自己有用感、さらにはもっと挑戦したい欲が刺激され、より成長できます。

■3.とりあえずほめてほしいタイプ

段取りや結果よりも今の気分を重視し、思い立ったらすぐやってみたいのがこのタイプです。

行動自体を楽しむのが特徴で、自分が重要な存在だということを認めてもらいたい傾向があるため、3つのタイプの中でもっともオーバー気味なほめ方が合っています。

コツは、子どもの感情にあわせた言葉がけをすること。子どもの気分が乗っていれば、ハイタッチをしたり、「ワーオ!」「ブラボー!」といったテンション高めの声がけで、子どもの自己重要感は満たされます。

反対に、子どもの気分が低下している時は、下手に言葉をかけず、黙って見守っていてあげてくださいね

■ほめるところがみつからない意外な原因とは?

ところで、あなたは自分の子どもをすぐにほめられる方ですか? もしも子どもをほめるのが苦手というママがいたら、もしかしたら、その原因は意外なところにあるかもしれません。

本書の著者のひとりである「ほめ育」の提唱者・原さんは、「自分ほめ」が足りないと、子どもをほめることも難しいと書いています。どういうことでしょうか。

原さんが大事にしている心理学の言葉に、「人は自分を認める程度にしか、相手を認めることはできない」というものがあるそうです。言い換えると、親は自分をほめる程度にしか子どもをほめることはできない、ということになりますね。

大人になってからほめてもらうのはなかなか難しい場合もあります。思いがけず人からほめられても、とっさには受け入れられず、照れて否定してしまったり。

そこで、ひとりでもできる「自分ほめ」がおすすめです。本書にはいくつか「自分ほめ」のやり方が載っていますが、そのなかのひとつをご紹介しましょう。

寝る前に、1分、今日がんばったこと、自分をほめてあげたいことを3つ、思い出してみます。最初は1つでもかまいません。

まず自分が自分をほめてあげることで、少しずつ自分が満たされていくのを実感できると思います。おそらく変化は、子どもへの接し方そのものに現れてくるでしょう。

子どもにつらくあたってしまうな、と思ったらまず、自分ほめをしてあげてくださいね。

■まとめ

ほめるというと、叱らないと思う人もいるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。原さんは、「叱ることもほめ方のひとつ」とまで言っています。たしかに、相手に関心がなく、愛情もないのであれば、叱るべき時に叱る必要もないわけですからね。

大切なことは、目の前の子どもをちゃんと受け止め、ジャンピングボードになるような言葉がけをしてあげることだと思います。

そのためにはまず、子どものほめられたいタイプを見極めることや、自分へのほめケアも忘れないことなど、ほめる前の土台作りが大事ですね。

さらに本書には、「家族ほめる会議」の提案など、さまざまなほめツールが紹介されています。気になる方は、ぜひお手に取ってみてくださいね。

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