【センバツ2019】平成元年王者の東邦が平成最後もV!先発・石川が完封&2ラン2本と投打に躍動

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2019年04月03日 14:30  ベースボールキング

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1回裏、先制2ランを放ちガッツポーズする東邦・石川=甲子園
◆ 石川主将が投打に躍動!

○ 東邦(愛知) 6 − 0 習志野(千葉) ●
<4月3日・決勝>

 平成元年以来30年ぶりの優勝を目指す東邦が、千葉県勢初のセンバツ制覇を目指した習志野に6−0で勝利し、紫紺の大優勝旗を手にした。

 先攻の習志野は初回、先頭の根本が中前安打で出塁するも、続く2番・竹縄の送りバントを東邦の先発・石川昂弥が好フィールディング。これが併殺打となり、3番・角田も見逃しの三振に終わると、その裏に東邦のエースが今度はバットで魅せた。

 1回裏、一死一塁の場面で打席に入った3番・石川がフルカウントからバットを振り抜くと、高々と上がった打球がセンターのフェンスを越えて先制の2ランとなった。さらに東邦は二死一塁から吉納の適時三塁打で加点し、初回に3点のリードを奪った。


◆ 30年ぶり史上最多5回目の優勝

 その後は、習志野の先発・山内も立て直し、両校の好守もあってスコアボードには「0」が並んだが、またしても東邦の背番号1が試合を動かした。二死二塁という状況で、今度はこの回の途中からマウンドに上がった飯塚のボールをバックスクリーン右へ運び、自身を援護。8回裏には石川が猛打賞となる二塁打でチャンスメイクし、犠飛でリードを6点に広げた。

 東邦の森田監督が「甲子園でピッチャーとして大きく成長した」と振り返った石川は、投げても9回を打者28人相手に97球で抑え込み、被安打3、与死球1という圧巻の内容でチームを平成元年以来30年ぶり史上最多5回目の優勝に導く活躍。「新チームが始まったときから甲子園で優勝することを目標にやってきた。本当にうれしい」と喜びをかみしめた。

 試合後、森田監督は「先輩方が築かれた歴史があったので、なんとか平成最後の優勝を何が何でも成し遂げようとやってきて、それを成し遂げられてホッとしたのと、本当に嬉しいです」とコメント。東邦の優勝で幕を開けた平成のセンバツを、最後も東邦の優勝という形で幕を下ろせたことに安堵の表情を浮かべていた。


【4月3日・決勝】
東邦(愛知) 6 − 0 習志野(千葉)
習|000 000 000|0
東|300 020 01X|6

<継投>
習:山内(4回0/3)、飯塚(4回)
東:石川(9回)

<本塁打>
習:なし
東:石川(1回2ラン,5回2ラン)

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  • やっぱり、石川くんの投打は、最高やな!
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