Beatsから完全ワイヤレスイヤホン『Powerbeats Pro』登場 Apple H1チップで高速・安定ワイヤレス接続実現?

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2019年04月04日 16:01  リアルサウンド

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 Beats by Dr. Dre(以下、Beats)は、完全ワイヤレスイヤホン『Powerbeats Pro』を発表した。


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 『Powerbeats Pro』はトップクラスのバッテリー駆動時間、革新的な機能を実現し、安定した接続性と、洗練されたイヤーフックデザインによる究極のフィット性、そして比類ない音質を提供するほか、Appleが新たに開発したH1チップで、高速かつ安定したワイヤレス接続を実現。iPhoneを操作しなくても「Hey Siri」と呼びかけるだけで音声アシスタント機能が起動する。


 『Powerbeats Pro』の開発段階で最も重視したのはサウンド。イヤフォンをゼロから再設計し、ドライバーユニットをさらにアップグレード、エアフローを圧縮して効率化することで小さいハウジングながらも最高の音響設計を実現。ディストレーションを限りなく低減し、広ダイナミックレンジとスムーズな周波数特性で音質が向上したのだという。


 また、フィット性に関しても、『Powerbeats Pro』では、サウンドに直接影響のある快適性、フィット性、安定性の最適な組み合わせを実現。さまざまな形状の耳に可能な限りフィットするよう、コンピューターで20以上の形状をモデリングし、何度もテストを繰り返したことで、耳孔(じこう)に快適にフィットするオフアクシス式のノズルを搭載。人間工学に基づいた傾斜角のついた全く新しいハウジングが完成したようだ。


 機能性については、『Powerbeats Pro』が両方のイヤフォンに音量や音楽をコントロールできる機能を搭載。左右いずれかまたは両方のイヤフォンで、音楽の再生や電話での通話を操作できる。イヤフォンを装着/脱着すると光学センサーが耳との接触を感知、自動的に音楽を再生/停止、通話を開始/終了する。


 通話機能は、通話における高度な音声性能を実現。同社で初めて、音声検知加速度センサーを左右それぞれのイヤフォン内に搭載。両サイドに内蔵された2つのビームフォーミングマイクロフォンが、周囲の雑音をフィルタリングして、会話を感知できるほか、ワークアウトの途中でも、クリアな音質で確実に電話応答できる。


 気になるバッテリー持続時間については、『Powerbeats Pro』は1回の充電で左右それぞれ9時間の音楽再生ができる。マグネット開閉式の充電ケースを使用すると24時間以上音楽が再生できるうえ、Fast Fuel(急速充電)機能を使用すると、わずか5分の充電で最大1時間半、15分の充電で最大4時間半の再生が可能だ。価格は¥24,800(税抜)で、Apple Online Store、アップルストア、Beats正規販売店にて購入することができる。(リアルサウンド編集部)


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