MOOSIC LAB 2018長編部門グランプリほか4冠 徳永えり主演『月極オトコトモダチ』6月公開

1

2019年04月04日 19:11  リアルサウンド

  • 限定公開( 1 )

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

リアルサウンド

写真

 MOOSIC LAB 2018で長編部門グランプリに輝いた『月極オトコトモダチ』が、6月8日より、新宿武蔵野館、アップリンク吉祥寺、イオンシネマ板橋ほかにて全国順次公開されることが決まった。


参考:『少女邂逅』は“瞬間”の尊さを教えてくれる 忘れがたい光景として胸に焼きつく“煌めき”


 本作は、現役OLでもある異色の映画監督、穐山茉由の長編デビュー作。WEBマガジン編集者の望月那沙が、あるきっかけで“男女関係にならないスイッチ”を持つと語る“レンタル友達”の柳瀬草太と出会い、夢と現実の間で“関係性”に悩む模様を描く。『恋のツキ』(テレビ東京系)や映画『疑惑とダンス』などの徳永えりが等身大のアラサー編集者・望月那沙役で主演を務めるほか、演劇界で高い人気を誇る橋本淳がレンタルフレンド役に。さらに、芦那すみれがミュージシャン役として加わり、人気モデルで映画初出演の野崎智子、劇団ロ字ックの主宰にして映画監督でもある山田佳奈ら多方面で活躍するキャスト陣が脇を固める。


 MOOSIC LAB 2018の長編部門でグランプリ、最優秀男優賞(橋本淳)、女優賞(徳永えり)、ミュー ジシャン賞(BOMIと入江陽)の4冠に輝き、第31回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門にも正式出品された。


 また、公開決定にあわせてポスタービジュアルとキャスト&スタッフのコメントも到着した。


【スタッフ&キャスト コメント】
■穐山茉由 監督
人はいつから、どうやって友達になるんだろう。そんな疑問からスタートしたこの作品は「男女の友情」という永遠の謎と「レンタル友達」という変わったビジネスを辿りながら、型にはまらない人と人との生きた距離感を映像で表現したいという思いでつくりました。人間関係のように、観た人によって受け取り方の変わる不思議な映画のようです。劇場を出た後の議論も含めて楽しんでもらえたら嬉しいです。少しでもたくさんの人の、“今”の“私”の物語になりますように。


■徳永えり(望月那沙役)
“男女の友情は存在するのか”という答えの無い答えこそ、この作品の面白さだと思います。 那沙と柳瀬の、アンバランスなバランスの良さがとても可愛らしくいじらしい。ややこしいオトコとオンナの揺らぎを、心をざわざわさせながら楽しんでいただけたら嬉しいです。観た人それぞれに答えが芽生える作品ですので、是非劇場に足を運んで観にきてください!


■橋本淳(柳瀬草太役)
公開が決まったこと、大変嬉しく思います。昨年MOOSICLABという企画で始まり、東京国際映画祭など各地で上映してきましたが、単独上映が決まったことを聞き、喜びで小躍りが止まりません。MOOSICLABでは、グランプリ・女優賞・最優秀男優賞・ミュージシャン賞を獲得した本作が、多くの方に観てもらえたらと、心より願っております。同年代が中心となって創作したこの映画、私にとっても思い入れの深い作品です。一風変わった、新たな変愛? 恋愛映画です。男女の友情をテーマに幅広い層に響く作品と思っておりますので、ぜひ大切な方や、友達と一緒に、もちろん単独でも、映画館へ足を運んでくれたら幸いです。どうぞよろしくお願い致します。


■芦那すみれ(小野珠希役)
劇場公開、ホントにおめでとうございます! モノを作る人、作りたいなと思っている人には、是非観て欲しい作品です。不器用なりに手探りで前を向こうと歳を重ねる主人公たちに出会って欲しいです。


■野崎智子(ユリ役)
月極オトコトモダチは私の初出演の映画なので色々な気持ちがつまった作品になっております。是非、1人でも多くの方に観ていただけたら幸いです。劇場でお待ちしております!!


■師岡広明(河本誠司役)
誰の心の中にも「月極オトコトモダチ」は居る。幼少期、我々にとってそれはもっと身近な存在であった。いつしか日々の生活に追われ、その存在のことをすっかり忘れてしまった。 しかし、その存在はあなたが悲しみの涙に濡れている時、いちばん傍で共に泣き、あなたが喜びに包まれている時、共に笑ってくれていたのだ。……気付かれることも無く! 暗闇の中にポッとスクリーンの光が浮かび上がる時、あなたはそこで紛うことなき「月極オトコトモダチ」を目撃することになるだろう。


■山田佳奈(阿部ミチル役)
男と女の境界線。それってもしかしたらこういう映画を一緒に見てゲラゲラ笑いあえるか、それとも、隣にいる相手と柳瀬を重ねて思い悩むかなのかもしれない。そういう意味でも、異性のボーダーがはっきりしないオトコトモダチと観に行くことにお勧めの映画です。ぜひ。


(リアルサウンド編集部)


    ニュース設定