前田健太、ピンチで粘り5回1失点 メジャー移籍後初の開幕2戦2勝

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2019年04月06日 09:12  ベースボールキング

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3回に併殺を奪った一塁手・マンシー(背番13)に感謝する前田
● ロッキーズ 6 − 10 ドジャース ○
<現地時間4月5日 クアーズ・フィールド>

 ドジャースの前田健太投手が5日(日本時間6日)、敵地でのロッキーズ戦で今季2度目の先発。ピンチを招きながらも5回1失点と粘り、メジャー移籍後初となる開幕からの2戦2勝をマークした。

 初回は先頭のブラックモンに不運な内野安打を許すも、一死後、3番・アレナドを併殺斬り。2回は一死から連続四球を与えたが、後続ふたりをしっかりと打ち取った。1点の援護を得た3回は、連打と四球で無死満塁の大ピンチ。アレナドに左犠飛を許し1−1の同点に追いつかれたが、続く4番・ストーリーの鋭いライナーは、一塁手・マンシーの正面。一塁走者が帰塁できず併殺となり、最大のピンチを1失点で凌いだ。

 直後の4回表、ドジャースは6番・マンシーが勝ち越し弾。好調な打線は5回にも、4番・ベリンジャーの6号3ランなどで一挙に4点を加えた。

 前田は4回、この試合初の3者凡退。5回は自らの失策もあり二死満塁のピンチを招いたが、ストーリーを空振り三振に仕留め勝利投手の権利を得た。そのまま5回91球、4安打4奪三振4四球1失点の内容で降板。防御率は3.09となった。

 投球だけではなく、この日も9番打者として機能した。3回表は送りバントを決め、2番・シーガーの先制適時打をアシスト。6回表の第3打席では二塁打を放った。犠打成功と二塁打は、7回途中3失点で今季初勝利を挙げた3月30日(同31日)のダイヤモンドバックス戦に続き2試合連続。この日も投打に渡る活躍を見せ、チームを今季初の3連勝に導いた。

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