春のほかに冬にも出番が多いパステルカラーは、メイクにとり入れると柔和で明るい雰囲気に仕上がります。そのため、アラフォー女性も積極的に投入したいところです。
とはいうものの、パステルカラーをメイクにとり入れるにはいくつか注意点があります。
アンチエイジングアドバイザーの筆者が、アラフォー女性に注意してほしい、パステルカラーを使ってやりがちなNGメイクを4つご紹介します。
■「パステルカラーを使ったNGメイク」4つ
(1)ファッションはダークカラーなのに、顔だけ春らしい色
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明るい雰囲気に仕上げたい時や、春や夏などの季節感を出したい時には、パステルカラーを使ったメイクがぴったりです。しかし、ファッションはダークカラーなのに顔だけパステルカラーを用いると、アンバランスになってしまいます。
ファッションとメイクは、うまくリンクさせて一体感を出す必要があります。トップスを明るい色にしたり、口紅で引き締めたりして全体のバランスをとりましょう。
(2)すべて淡い色で仕上げる
パステルカラーは、膨張して見えたりするという欠点があります。そのため、パステルカラーを主役にしてすべて淡い色でメイクをすると、全体の印象がぼやけて見えてしまいがちです。
ダークカラーをうまくとり入れて、普段以上にメリハリをつけてメイクをしましょう。
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(3)締め色を使わない
パステルカラーのみでアイメイクを仕上げると、まぶたがはれぼったく見えてしまいます。
ほかに重ねるアイシャドウの色やアイライナーでダークカラーを使用し、目のキワを引き締めましょう。
(4)使用する色が肌や年齢にミスマッチ
パステルカラーに限ったことではありませんが、人には似合う色や年齢にふさわしい色というものがあります。特に、肌からかけはなれたパステルカラーを使うと、白浮きして老けて見えてしまうことがあります。
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自分にミスマッチな色は、さけるのがベストです。コスメを購入する時は、必ず試して自分の肌になじむものを選びましょう。
年齢を重ねると、徐々に似合う色やメイクが変わってきます。そのため、シーズンごとに手持ちのコスメやいつものメイク法を見直すことが大切です。
(アンチエイジングアドバイザー 遠藤幸子エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインフォマーシャルに出演。ウェブ、雑誌等でコラムを執筆するほか、コスメブランドの広告も手掛ける。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング法を日々模索。豊富な自己体験を元に情報を発信中。)