梅野が史上69人目のサイクル安打達成 阪神では福留以来6人目

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2019年04月09日 22:32  ベースボールキング

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DeNA戦でサイクル安打を達成し花束を掲げる阪神・梅野=甲子園(C)KYODO NEWS IMAGES
○ 阪神 12 − 8 DeNA ●
<1回戦・甲子園>

 阪神の梅野隆太郎捕手が史上69人目(73回目)のサイクル安打を達成。チームも最大5点差を跳ね返す大逆転勝利を収めた。

 梅野は2回、二死一、二塁の好機でDeNA先発・上茶谷と対戦。6球目を叩いた打球は右翼線付近への平凡な飛球かと思われたが、これを右翼・ソトが落球。当初、記録は「失策」だったが、試合中に「三塁打」に変更になった。

 第2打席では3点目につながる右前打をマーク。第4打席は三ゴロに倒れたが、6−8で迎えた8回はDeNAの4番手・パットンから、反撃ムードを高める1号ソロを左翼席へ運んだ。その後、チームは打者一巡の猛攻を見せ11−8と大逆転。お祭りムードの中、梅野は8回だけで2度目の打席に入り、今度は5番手の山崎から右中間への適時二塁打を放った。

 梅野は試合後、「めちゃくちゃうれしいです。サイクル安打は表彰されるまで気がつかなかった」と笑顔。同記録達成者は、2018年8月16日に達成した中日・平田以来69人目。阪神の選手では2016年7月30日の福留以来6人目となった。

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