新生「東急プラザ渋谷」が12月に開業決定、商環境デザイナーに森田恭通を起用

1

2019年04月10日 16:22  Fashionsnap.com

  • 限定公開( 1 )

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

Fashionsnap.com

エントランスイメージ Image by: 東急不動産
東急不動産は、「東急プラザ渋谷」を今年12月に開業すると発表した。商環境デザイナーにはグラマラス(GLAMOROUS)の森田恭通を起用。本物・本質的・普遍的なものの良さを大切に、時間を積み重ね成熟していくことを楽しむライフスタイル「メロウ ライフ(MELLOW LIFE)」を提案し、顧客のパートナーとして人生に寄り添うことができる新しい商業施設を目指す。

 東急プラザ渋谷は、1965年に専門店複合商業ビルの「渋谷東急ビル」として渋谷駅前に開業。1973年に「渋谷東急プラザ」に、2012年に「東急プラザ渋谷」へと名称を変更しながら49年にわたり営業し、2015年3月に渋谷駅周辺の大規模再開発に伴い閉館した。
【合わせて読みたい】旧東急プラザ渋谷は2015年3月22日に閉館、セレモニーの模様をレポート
 新生「東急プラザ渋谷」は、旧東急プラザ渋谷跡地と隣接する街区を一体開発する道玄坂一丁目駅前地区第一種市街地再開発事業の複合ビル「渋谷フクラス」の2〜8階と17、18階に展開される商業施設部分にオープン。商環境デザインを担当する森田は各階それぞれのテーマに自然のエレメントを掲げ、「石」「金」「木」「光」など異なる要素をフロアのデザインに反映する。「石・ゲート」をテーマに掲げる2階フロアの一部には、旧東急プラザ渋谷の外壁に使用していた石を再利用するという。森田は「時代によって人々の価値観やライフスタイル、消費行動は変化していくが、東急プラザ渋谷はタイムレスなデザインで、いつの時代でも人々に新しい発見や驚きを共有してもらえる空間にしていきたい」とコメントしている。
 渋谷フクラスは地下4階、地上18階建てで、9〜16階のオフィスフロアにはGMOインターネットグループが入居。17階にはクリエイティブコンテンツ産業や外国企業の進出拠点となる施設を整備し、企業やクリエイターのスタートアップとなる場を創出する。商業施設部分には東急プラザ渋谷のほか、低層部に路面店を並べる。地下1〜2階には三井住友銀行がオープンする。なお、渋谷フクラスは10月に竣工を予定している。
【まとめ】東急プラザ渋谷以外にも…2019年開業予定の商業施設
■東急プラザ渋谷開業日:2019年12月予定住所:東京都渋谷区道玄坂一丁目38番 地上2階〜8階、17階、18階(渋谷フクラス内)
    ニュース設定