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初デートにも使える! 普通じゃない「台湾式揚げパン屋」って!?

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2019年04月10日 19:02  日刊サイゾー

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日刊サイゾー

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台湾生まれ日本育ち、アジアンメニューはだいたい美味しい

 春とはいえ、その日はかなり寒い日だった。拳を握りしめ、JR鶯谷駅からラブホ街を抜けて向かったのは、陸橋の向こう側にある狭い路地。そこに変わったパンが食べられる店があるという。

「パン」というからには、パン屋かと思うだろうが、ちと違う。揚げた食パンの中に具材を詰め込んでいるのだが、サンドイッチでもなければ揚げパンでもなく、かと言えば、どっちでもあるようなこんなやつ……?

 そう、今日はこれを食べに来たのだ!

 これは、台湾のB級グルメで「棺材板や官財板(カンザイパン)」と呼ばれるもの。見た目はモロ揚げた食パンなのだが、切り込まれたフタを開けると、そこにはホ〜ラ……。

 どう? 見て見て見て、豚の角煮に甘しょっぱいタレが絡みつき、ゆで卵のトッピングまで。

 スプーンで角煮をひとさじすくうと、トッロ〜ンとタレがまとわり付いてくる。しかも、パンは揚げたて、角煮もアッツアツなので、カメラを向けると、レンズが曇って……。

 タレが固めなのは、食器がパンということを考慮してのこと。ちゃんと計算されていて、肉は柔らかく、パンはカリッカリ。そのまんまかぶりつくと、「サクッ」とした食感のあと、甘しょっぱいタレとジューシーな角煮の肉汁が口内を覆い尽くすのだ。ちょっと濃いめの味付けが、これまたグッド!

 なお、同店の官財パンには、煮豚の他にも、エビチリやカツカレー、シチュー、ハムカツなどのメニューがある。カツやハムカツなんて、揚げ物インザ揚げ物という、豪速球なメニューとなっている。

 官財パンの他に、変わり種ホットドッグのメニューもあり、筆者が頼んだのはキムチ納豆。

 軽く焼いたコッペパンの香ばしさのあと、クセのあるキムチと納豆の味と香りがダイレクトに伝わって来る。パンには海苔やゴマのふりかけがかかり、風味を増している。

 店内には壁に向かって小さなカウンター席があり、そこで食べていると、後から入って来たカップルの、

「オレは大学は○○で、こんな遊びが好きで……」
「私はこんな趣味があって……」

 なんて、「付き合いたてのカップルかい!」と突っ込みたくなる声が聞こえてきた。初々しい最初のデートでも入りたくなるような雰囲気。

 その店を出る時、

「お寒い中、ありがとうございました〜」

 おじいちゃん店主がそう声をかけてくれる、心もあったまる店だった。

 ちなみに、筆者が10年以上前に台湾で食べた棺材板がコレ。クリームシチューが入った定番メニューで、日本のクリームシチューより小麦粉の多い安っぽいシチューだったが、具も多くて美味しかった。

「日本なら、絶対これにカレーを入れるのに」

 と思っていたので、カツカレーの官財パンメニューを見て、「待ってました!」とニンマリしてしまった。

 今日は煮ブタだったけど、次はカツカレーの直球で勝負してみよう(笑)。

鶯谷 カンザイパーン「煮ブタ」430円

SNS映え  ☆☆☆
味     ☆☆☆
珍級度   ☆☆☆

(写真・文=よしよし)

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