伊藤忠商事がランニングシューズ「ブルックス」を日本で独占販売、国内市場のシェア拡大へ

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2019年04月11日 14:22  Fashionsnap.com

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「ブルックス」公式サイトより
伊藤忠商事が、アメリカ発のランニングシューズブランド「ブルックス(Brooks)」の日本市場における独占輸入販売権を取得したと発表した。シューズやプラスチック製品を展開するアキレスを通じて2020年春夏シーズンに本格展開を開始し、3年後に小売上代ベースで売上30億円を目指すという。

 ブルックスは、ジョン・ブルックス・ゴールデンバーグ(John Brooks Goldenberg)がアメリカ・ペンシルベニア州で1914年に創業。1970年代にはアメリカでのジョギングブームを受け、世界初のEVA(エチレン・ビニール・アセテート)ソールを使ったランニングシューズを開発した。その後、自動的に最適なクッションへ変化するクッショニングシステム「ブルックス DNA」や、世界初の3Dスキャンによるフルカスタムランニングシューズなどを発表。現在は世界50ヶ国以上で販売されている。
 日本市場では今後、アキレスと伊藤忠商事の持つ経験やノウハウを活かし、国内ランニング市場におけるシェアを拡大。女性ランナーにフォーカスしたイベントの開催や3Dスキャンによるフルカスタマイズシューズの普及に取り組むなど、更なるブランド価値向上と認知度拡大を図る。また、専門店だけではなくファッション感度の高いセレクトショップなどに販路を拡大することで、スポーツとファッション、ライフスタイルの垣根を越えた新たな価値の創出を目指すという。
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