画面に足跡、盛り上がるシーンでの邪魔… 猫のいる家のテレビあるある

ブラウン管のテレビが一般的だった時代には、ネコがテレビの上で寝そべっているのはごく普通の光景でした。液晶などの薄型テレビが普及するとネコもテレビの上でくつろぐことができなくなりましたが、今でもネコ飼いの人はテレビについていろいろ苦労することがあるようです。今回は「猫を飼っている家のテレビあるある」をヒトメボ読者に聞いてみました。

パッチワークのカバー、特等席に陣取る猫… 実家のこたつの思い出


●液晶に肉球の跡や毛がついている
「ネコの肉球の跡がついています。かわいいけど」(東京都・女性27歳)

「静電気のせいなのかネコの毛が付きやすい。よく見るとけっこう付いている」(東京都・男性33歳)

肉球の跡はかわいいですね。でも、爪で引っかかれると表面の保護シートが破れるかもしれませんので、注意しないといけません。

●一番盛り上がるシーンでテレビの前に来る
「サッカー中継に夢中になっていると必ずモニターの真ん前に座る。どけても何度も座る。絶対にわざとだと思う」(東京都・男性30歳)

「DVDで映画を見ていると盛り上がっているシーンで必ずネコも見に来る。邪魔で画面が見えないので膝に抱っこすることになる」(東京都・女性23歳)

新聞を読んでいると、紙面の上に寝そべって邪魔をするというのも、よくあること。飼い主が自分以外のものを注視するのが嫌なのかもしれませんね。「もっと私を見て！」というアピールなのでしょう。

●テレビ裏の配線で遊ばれる
「テレビ裏の配線をネコがかじるので保護テープを巻きました」(東京都・男性31歳)

コードをかじりすぎて感電したら危ないですから、できれば配線で遊ぶのはやめてほしいですよね。ネコが間違えてかじらないように工夫している飼い主さんもいらっしゃるようです。しかし、せっかく巻いた保護テープまでかじってしまう子もいるとか。

●液晶なのに上に乗りたがる
「液晶のテレビなのに上に乗りたがるw 前に傾くけどそこにいたがる」(東京都・男性36歳)

「実家のネコはもう15歳。ブラウン管のテレビの上で寝ていたころの癖なのか、薄型テレビになったのに上に乗りたがって困る。母が『トラちゃん駄目よ』と声をかけるのですが乗りたがります」(東京都・女性34歳)

ブラウン管のテレビに乗って「温かいニャ」と思った経験のあるネコさんは、薄型の液晶テレビになっても上に乗りたがるのかもしれませんね。薄いのでモニターが傾くなど、飼い主の皆さんには実害が出ますが、ネコ本人が納得しているなら許してしまうようです。

●なぜか夢中になって見る番組がある
「うちのネコも岩合さんの『世界ネコ歩き』を見ていますw」(東京都・女性29歳)

「BSのメジャーリーグ中継になると画面の前へ行って、ボールや選手の動きを追いかけています」(東京都・男性28歳)

写真家・岩合光昭先生の『世界ネコ歩き』は、日本で一番ネコの視聴率がいい番組なんていわれたりします。他にも、野球やサッカーなど、動きの激しいスポーツ中継はネコに人気があるようです。こちらはねこじゃらしと同じで狩猟本能をくすぐられるからでしょうね。


液晶の薄型テレビが普及してから、テレビの上でくつろぐネコの姿はとんと見掛けなくなりました。かわいらしい姿が見られなくなったのを残念に思う人は多いかもしれませんね。読者の中にもネコを飼っている人はたくさんいらっしゃるでしょう。あなたの家のネコさんはテレビとどんな関わり方をしていますか？

（高橋モータース＠ｄｃｐ）