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LINEのスマートディスプレイ「Clova Desk」を試して分かったこと

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2019年04月16日 12:22  ITmedia PC USER

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ITmedia PC USER

写真Amazonの「Echo Show」(左)とLINEの「Clova Desk」(右)
Amazonの「Echo Show」(左)とLINEの「Clova Desk」(右)

 一般的に、「スマートディスプレイ」と呼ばれる画面付きのスマートスピーカーは、情報を音声だけでなく画面でも表示できるのに加え、動画の再生やテレビ電話機能を備えた製品が多く、スマートスピーカーに比べて多くの用途に使えるのが特徴だ。



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 日本国内ではGoogleの「Google Home Hub」が発売されていないこともあり、以前本連載で紹介した「Lenovo Smart Tab P10 with Amazon Alexa」や、「Amazon Fire HD 10のShowモード」などを除けば、実質的にAmazonの「Echo Show」以外に選択肢がない状況だが、そこに殴り込みをかけたのが、7型ディスプレイを備えたLINEの「Clova Desk」だ。



 果たしてこの製品、先行する「Echo Show」と比べてどのような特徴があり、どんな用途に向くのか、機材を借用できたので早速チェックした。



●Echo Showよりもコンパクトながら高さはほぼ同じ



 まずは外観から見ていこう。本体の形状はEcho Showと同じく、フォトスタンドに似た据え置き型のデザインだ。画面がわずかに上を向いているなど、見た目もEcho Showとよく似ている。価格は税込み2万7540円と、Echo Showの同2万7980円より若干安価だ。



 ディスプレイサイズは7型で、10.1型のEcho Showに比べてかなりコンパクト。ただし本製品はディスプレイの下にスピーカーが配置されているため、高さはEcho Showと同等だ。スピーカーがディスプレイ下ではなく左右に配置されていればまた違ったのだろうが、フットプリントを小さくすることを優先したのだろう。



 解像度は1024×600ピクセルと、同じサイズのタブレットと比べると控えめだが、本製品の使い方であれば特に支障はなく、また実際に解像度の不足を感じることはない。むしろ現物を見た後にこのスペックを確認して、予想外に低い値だったので驚いたほどだ。



 面白いのは、3000mAhのバッテリーを内蔵しており、短時間であればACアダプターを取り外して本体だけを持ち歩いて使えることだ。これは従来のClovaシリーズにもみられる機能で、普段はリビングで使い、就寝時のみベッドルームに移動させるといった使い方が可能になる。人によっては重宝するだろう。



 Clova Deskのセットアップは、スマートフォンアプリから行う。アプリを起動するとネットワーク上の本製品を自動検出するので、後は画面の表示に従うだけだ。ネットワークの接続を行ったあと、位置情報の取得確認、利用するLINEアカウントの設定など、細かい項目の設定をいくつか行えば完了だ。



●これまでのClovaシリーズとは異なるマイクの感度



 さて、本製品を使ってまず驚いたのが、マイクの感度が非常によいことだ。これまでのClovaのスマートスピーカーは、呼びかけに全く反応しなかったり、見当違いの反応をしたりすることが多々あった。正直なところ機能以前の問題で、それが原因で利用をやめてしまった人も多いはずだ。



 しかし本製品は、それらとは見違えるほどのマイク感度の高さで、聞き取りの精度はAmazon EchoやGoogle Homeと比べても遜色ない。これまでのClovaシリーズでストレスを感じていた人も、本製品であればそのような問題はないだろう。使い始める前は正直なところ期待していなかったのだが、いい意味で裏切られた印象だ。ちなみにタッチパネルの感度もよく、こちらもストレスは感じない。



 また、Echo Showを使っている筆者にとって非常に便利だと感じるのが、話し掛けた内容をすぐに画面上に表示してくれることだ。スマホの音声アシスタントアプリではおなじみの機能だが、Clova Deskでは、きちんと聞き取られたのか否かが瞬時に把握できる。現行のEcho Showはもちろん、今後発売される他社のスマートディスプレイも真似をしてほしい機能だ。



 一方でやや癖もある。それは呼びかけが少し途切れただけで、すぐに音声コマンドが終わったと判断して、回答してくることだ。例えば「東京の天気を教えて」とリクエストしようとして、天気を尋ねるか気温を尋ねるかを迷って「東京の」のあとに一瞬言いよどんでしまうと、すぐさま「私にはわかりません」という返事が返ってきてしまう。



 おそらくレスポンスを高速にするために、会話の間を極力切り詰めたチューニングになっているのではないかと思うが、個人的にはもう少し余裕があってほしいと感じた。ただこれは、Amazon EchoやGoogle Homeに慣れている筆者だから感じることで、本製品からスマートスピーカーを使い始める人にとっては、あまり問題にならないかもしれない。



 次回は、Clova Deskを実際に使って便利に感じた機能をお届けする。


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