フランス・パリのノートルダム大聖堂を再建するための募金に便乗したフィッシング詐欺がSNSで出回っているとして、政府は注意を呼びかけている。
内閣サイバーセキュリティセンターはTwitterで、ノートルダム大聖堂再建の寄付サイトなどへ誘導するSNS投稿があると注意を喚起。今回のような災害は「フィッシング詐欺に利用されやすい」として、在日フランス大使館が掲載している募金先の情報を確認するよう呼びかけている。
在日フランス大使館は、火災で焼失した身廊、内陣、翼廊の屋根と尖塔を再建するための募金先をホームページで公開。フランス文化財センター、ノートルダム財団、文化遺産財団、フランス財団の4つの団体が、フランス政府とともに寄付を募っている。