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割増退職金1000万円につられ42歳で早期退職したら…

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2019年04月19日 16:12  日刊SPA!

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日刊SPA!

写真現在は脚に痛みは残るものの歩けるようになり、休日は一人で自然の中を散策して安らぎを得ているという
現在は脚に痛みは残るものの歩けるようになり、休日は一人で自然の中を散策して安らぎを得ているという
「ギリギリ逃げ切れるはず!」。そんな楽観的な見方をしがちな50代だが、少し目を凝らせば、すぐそこは阿鼻叫喚の地獄絵図。「転職・独立」というフロンティアは、弱肉強食の厳しい世界でもある。会社を飛び出した男たちを待ち受けていた運命とは? その過酷な現実に迫る。

◆割増退職金につられ早期退職するも体はボロボロで離婚
年収650万円→42歳で転落→年収0万円
柿崎貴志さん(仮名・56歳・バツ1)無職

「人と接することが好き」と社交的な性格の柿崎さんは、スーパーマーケットの本部で店舗スタッフのサポートに従事。ところが40歳を過ぎた頃、業界再編の煽りで会社は吸収合併を繰り返し、人員削減のために早期退職の募集を始めた。

「退職金は20年間勤めたことで満額の800万円。さらに割り増しで1000万円。同僚も次々に手を挙げていたし、正直、その額に目が眩んでしまいました」

 一時的に大金を手にした柿崎さんだが、リタイアするには不十分。結局、知人の紹介でスーパーの社員や宅配ずしの店長、コンビニのフランチャイズオーナーなどを転々とすることになる。

「特にコンビニオーナーが過酷でした。アルバイトに欠員が出ると、3日も家に帰れない。おまけに立ち仕事なので、股関節を痛めて、手術することになりました」

 この時、すでに50代。4か月の入院、半年間のリハビリを経て退院するも、コンビニは手放さざるを得なかった。

「それで配送の仕事を始めたのですが、悪い流れは続くものですね……。今度はもう片方の股関節が悪化してしまい、再び手術です。さらに、そんな暮らしに痺れを切らした妻から『将来が不安だ』と離婚を切り出されました。もう引き止める気力も残っておらず、『そりゃ、そうだよなぁ』と黙って頷くだけでした」

 28歳の時に新築で購入した3000万円の一軒家は妻子に渡し、今は家賃3万円のアパートで就職活動を続けている。「人生100年」ともいわれる時代、目先のカネにつられて早期退職すると、長くツラい後半戦が待ち受けているのか。

― [負け組50代]の衝撃 ―

このニュースに関するつぶやき

  • 早期退職でも再雇用でもどちらもこれからの時代なかなか安泰な生活は難しい。今何が必要か?ただ希望を持って運を待つだけで良いのだろうか…?
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  • 退職金を満額の800万円にさらに1000万円追加すると言われたら気持ちが揺らぎますよね。
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