「日焼け止め」だけじゃない!あなたにベストなUVケアは?

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2019年04月19日 19:30  つやプラ

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つやプラ

40代からの女性のための美容・健康法とエイジングケア情報を発信する、美容マガジン

暖かい日がつづいていますが、今の時期から夏に向けて紫外線量が徐々に増えていきます。毎日のUVケアは万全でしょうか?

コスメコンシェルジュ・美容ライターの筆者が、日常的なUVケアや紫外線対策についてご紹介します。

■生活シーンや肌質に合わせた紫外線対策を

生活シーンや肌質に合わせた紫外線対策を

ひとくちに紫外線対策といっても、きまりがあるわけではありません。もちろん、紫外線ダメージを防ぐために日焼け止めを活用することは間違いではありません。でも、日焼け止めを毎日塗ることで毛穴をふさいでしまうと、肌に負担がかかります。

仕事などで外出する機会がある場合は、日焼け止めの活用をおすすめしますが、室内で過ごす機会が多い方は、無理に日焼け止めを使う必要はありません。

特に、肌質の弱い方は日焼け止めを使うのでなく、帽子やサングラスを着用するなどして紫外線対策を行いましょう。

■パウダーファンデーションも紫外線対策になる

パウダーファンデーションも紫外線対策になる

日焼け止めを使わない紫外線対策としては、「パウダーファンデーション」を使うことをおすすめします。パウダーファンデーションの顔料(粉体)には紫外線を跳ね返す働きがあるため、日焼け止めと同じような効果が期待できます。

日焼け止めを毎日塗るよりも肌に負担がかからないことに加え、塗り直しも簡単です。だからこそ、日常の紫外線対策にはパウダーファンデーションがおすすめです。

頬骨の高い部分は日焼けしやすいため、重ねつけがおすすめです。ファンデーションのかわりにフェイスパウダーを使ってもかまいません。

■日焼け止めの使用量はどれくらいがベスト?

日焼け止めの使用量はどれくらいがベスト?

いくら日焼け止めを塗っても、適量の使用量をきちんと守らなければ期待する効果が得られません。つやプラ読者のみなさんも、「日焼け止めを塗っても結局紫外線に負けてしまう」という経験をお持ちなのではないでしょうか。

日焼け止めのSPFの数値は、1平方センチメートルあたり2mgの日焼け止めを塗った時の期待効果として測定されています。顔全体に対して、乳液タイプの日焼け止めで500円玉大サイズ、クリームタイプの日焼け止めでパール粒2個分くらいの量です。

実際にこの量を塗ろうとすると、肌はベタつき白浮きもしてしまいます。ですが、本来のUVカット効果を得るためには、適量をきちんと守ることが大切です。

※SPFとは

なにも塗らない状態にくらべ、肌が赤くヒリヒリするまでの時間を何倍に伸ばせるかを表した数値です。SPFの数値が1に対し、20分紫外線B波を防御します。

■スキンケアで肌のコンディションを整える

スキンケアで肌のコンディションを整える

紫外線ダメージを受けた肌はシミやそばかすの原因である「メラニン」が発生しやすいほか、「活性酸素」によりターンオーバーが乱れやすくなります。だからこそ、スキンケアで肌のコンディションを整えましょう。

使用するスキンケアは保湿重視のものでも良いですし、美白成分を配合したものでもかまいません。ですが、紫外線量が増える今の時期は、美白成分配合のスキンケアアイテムでメラニンにアプローチするお手入れが良いでしょう。

数ある美白成分のなかでも、「ビタミンC誘導体」にはメラニンの生成抑制・還元・排出の働きがあるほか、活性酸素を除去してターンオーバーをスムーズにする働きもあります。この機会に、毎日のスキンケアを見直してみましょう。

※ターンオーバーとは

一定の周期で肌が生まれ変わること。メラニンや不要な角質を排出します。とどこおることでシミやくすみなどがあらわれます。

紫外線は、春先から増えはじめます。目に見えない紫外線だからこそ、日焼け止めを塗るだけで安心せず、自分に合ったやり方で万全のUVケアを行い、肌ダメージを防ぎましょう。

(コスメコンシェルジュ 美容ライター 岸田茉麻日本化粧品検定1級保有。美容部員の経験を生かし美容ライターに転身。コスメのみならず、食生活や生活習慣を含めた美容に役立つ情報を発信中。)

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