『SEKIRO』が“積みゲー”になってしまった其処許(そこもと)へーークリアのための三か条を伝授!

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2019年04月20日 09:11  リアルサウンド

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 3月22日に発売された、戦国アクション&アドベンチャーゲーム『SEKIRO[隻狼]: SHADOWS DIE TWICE』(以下、隻狼)。


 アクションゲームの中でも難易度が高いと言われる『ダークソウル』シリーズや『ブラッドボーン』等を手がけるフロム・ソフトウェアがアクティビジョンとタッグを組み、あらたに開発された意欲作だ。


(参考:『SEKIRO』海外の反応は? 『DARK SOULS』シリーズより難しい、ゲーム機により画質異なるとの声も


 すでに大きな人気を獲得しているが、難易度にくじけて、もしかして「積みゲー」にはなっていないだろうか。すでに埃は積もっていないだろうか。ディスクをフリスビーにして愛犬に追いかけさせてはいないだろうか。それでは“隻腕の狼”が泣いている。


 今一度コントローラーを握る気になっていただけるよう、本稿では戦いの掟(攻略のコツやポイント)をお届けする。


■一、姑息な戦法を恥じるな、敵の背後をとって命を狙え
 舞台は戦国末期、フィールドには行く手を阻む武士が闊歩している。従来のアクションゲームであれば真っ向から勝負を挑み、ばったばったと斬り倒していくのがセオリーだろうが、『隻狼』はそうさせてくれない。敵が敵を呼び複数で襲いかかってくる上に、十数メートル離れた敵が弓矢や銃で遠距離攻撃を仕掛けてくるのだ。そうなってはこちらに勝ち目はない。


 フィールド上の高低差を利用したり、草むらに身を隠したりすることで一人ひとり丁寧に背後をとり「忍殺」を繰り返す。もしかしたらこの先にボスが待ち構えているかもしれない。体力ゲージを無駄に損なわぬよう、一歩ずつ着実に歩みを進めることが攻略の近道となるだろう。


■二、繰り返し刃を交えることでリズムを見出せ
 とはいえ、相手の背後を取れることばかりではない。真っ向から立ち向かわなければならないボスクラスの敵も待ち受けているのだ。


 彼奴らは複数の攻撃パターンを持ち合わせている上に、体力ゲージの幅も段違いである。


 序盤の関門である「侍大将・河原田直盛」や「赤鬼」に幾度となく叩き込めされ、修復不可能なほど心を折られた方も多いだろう。


 しかし、心を折られたのは其処許だけではないので安心してほしい。


 彼奴らとの戦いの中では「弾き(ジャストタイミングガード入力)」が必須テクニックになるわけだが、戦いを重ねていくと攻撃パターンにリズムが見えてくる。このリズムをひたすら体で覚えていくことが重要だ。語弊を恐れずに言うなれば、『隻狼』は「音ゲー」なのだ。


 かの名作『パラッパラッパー』を彷彿とさせるシビアさではあるものの、一連の斬撃をフルコンボで弾き返し、敵の体幹ゲージを大きく削りトドメを刺した時の悦びは何にも代え難いものになるだろう。


■三、忍びならば手段を選ぶな、様々なアイテムを使いこなせ
 ゲーム内には数多くの補助アイテムが存在する。攻撃力・体幹攻撃を一時増加させる「阿攻の飴」や、物理攻撃によるダメージを一時軽減させる「吽護の飴」など、アクションゲームでは一般的なものが多い。


 しかし強敵と対峙した際はこれらの補助アイテムに頼り切るのが吉となるだろう。アイテムの効果持続時間は極めて短く、所持できる数は有限だが、とにかく間髪入れずに飴を舐め続けるのだ。


 時には「にぎり灰」を投げ付け目潰しをし、時には「油」を投げ付けた上で「火吹き筒」を使用し、相手を火だるまにすることも戦術のひとつだ。“隻腕の狼”は正義のヒーローではなく、“忍び”である。使命を全うするために手段を選んではいられない。


 本作『隻狼』はやはり高難易度であり、お世辞にも「爽快なアクションゲーム」とは言えないかもしれない。しかし、数多の困難を乗り越えた時に喉奥から狂喜の咆哮は、我々ゲーマーにとって本当の意味での爽快感を与えてくれるものに違いないだろう。狼の命運は、其処許の手にかかっている。


(しんちゃん)


このニュースに関するつぶやき

  • ダクソシリーズやってると忘れがちだけど、SEKIROはオプション開いてる間はゲームが止まるんだよね、無理にショートカットに入れなくていい。
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