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「人生をもっと楽しんで!」がんで亡くなった35歳女性、死亡広告遺す(カナダ)

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2019年04月22日 11:42  Techinsight Japan

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Techinsight Japan

写真35歳でこの世を去った女性、死亡広告に最後のメッセージ(画像は『Today 2019年4月18日付「‘Live a little’: Woman, 35, who died of cancer offers advice in viral obituary」(Courtesy Julie Carrigan)』のスクリーンショット)
35歳でこの世を去った女性、死亡広告に最後のメッセージ(画像は『Today 2019年4月18日付「‘Live a little’: Woman, 35, who died of cancer offers advice in viral obituary」(Courtesy Julie Carrigan)』のスクリーンショット)
「小さなことにこだわらないで。人生をもっと楽しんで!」35歳の若さで亡くなったカナダ人女性のメッセージがSNSで拡散している。女性は2017年にがんで余命2年と宣告されたが、治癒の望みが薄い治療を避け、自分がやりたいことを次々と叶えた後に息を引き取った。『Today』『Fox News』などが伝えている。

「1984年1月23日〜2019年4月5日。35年の人生って、決して長いとは言えないかもしれないけど、本当に最高だったわ!」

これは今月5日にがんで亡くなったベイリー・ジーン・マチソンさんの死亡広告の一部である。死亡広告とは故人の訃報を広く知らせるもので通常は告別式の予定などが記されているが、ベイリーさんは亡くなる前に自分でメッセージを綴り、愛する人々に温かいメッセージを遺していた。その一言一言は家族や友達だけでなく、多くの人の心を揺さぶり拡散している。

カナダのノバスコシア州ハリファクスに住んでいたベイリーさんは、常にアクティブで健康には人一倍自信があったが、2016年秋に胃の痛みが続いたため病院を訪ねた。当時医師には「ただの筋肉痛か背中を痛めただけ。それほど心配することでもない」と言われたが、後になってこれが誤診だったことに気付く。ベイリーさんは2017年1月、左腹のしこりに気付き病院を再訪、「平滑筋肉腫」という非常に稀ながんと診断された。

すぐに放射線療法が始まったが、がんが小さくなることはなく、ベイリーさんは余命2年と宣告された。医師には化学療法を勧められたが、ベイリーさんが選んだのは「残された人生を悔いなく生きる」というものだった。ベイリーさんはアメリカ、イギリス、アイルランド、ノルウェー、クロアチア、モンテネグロ、セントルシア、メキシコ、フランス、モロッコ、ギリシャ、ポルトガル、スペインと13か国を旅し、大好きなバンドであるコールドプレイのコンサートにも2回足を運んだそうだ。それから2年後、ベイリーさんは安らかに息を引き取った。

4月8日に掲載された死亡広告で、ベイリーさんは両親に向けてこのように綴っている。

「私を支えてくれて、私の決断を見守ってくれてありがとう。母がいつも『親が子供を亡くすことほどつらいことはない』って言ってたのを覚えているの。両親は“化学療法をやらずに残りの人生を全うする”という私の決断を支持してくれたわ。それこそ最高の贈り物よ…。両親がどんなにつらかったことか…。愛しているわ。」

そして親しくしていた友達へもメッセージを送った。

「一人っ子だった私は、いつも友達との関係を大切にしてきたの。友達が私を無償の愛で支え、つらい時に助けてくれたからこそ、大変なことも乗り越えることができたし、落ち着きを取り戻すことができたの。こんなに友達を愛することができるなんて、思いもしなかった。ありがとう! 愛してる。」

ベイリーさんは医師からがんの宣告を受ける3か月前に、ブラント・アンドリューさんとデートアプリを通して知り合った。そのブラントさんにも、ベイリーさんはこうメッセージを残している。

「あなたがあの日、私とデートしようとクリックした時、3か月後に私ががんの宣告を受けるなんて思いもしなかったでしょうね。冒険をした時、診察の時、笑って、泣いて、どうしようもなく壊れそうになった時、あなたはいつもそばにいてくれた。あなた以上の人はいないわ。出会えて本当に良かった。言葉では言い表せないほど愛してる。」

ブラントさんはベイリーさんの死後、心の整理がしたくて彼女がカウンセリングに通っていた地元のがんセンターに連絡をとった。すると、思わぬサプライズが待っていたという。

「彼女を失って、誰かと話がしたくてセンターに予約の電話をしたんだ。そうしたら、すでにベイリーが僕のカウンセリングのアレンジを済ませていたんだよ。僕が悲しみにしっかり向き合えるようにってね。」

またベイリーさんを知って10年になるというジュリー・キャリガンさんは、生前のベイリーさんについてこう語っている。

「ベイリーは『自分の死亡広告は、ありきたりのものではなく、愛した人へのメッセージで溢れるものにしたい』『多くの人は毎日感謝をすることもなく、それが当たり前だと思って生きていると思う。でも病気になったことで、一日一日が当たり前ではなくなったの。自分がしたいことをして、自分が言いたいことを言って残された日々を悔いのないように過ごしたい』って強く語っていたわ。」

ベイリーさんはそのユニークな死亡広告の中で、家族、友達、恋人、親戚、医師、ソーシャルワーカーなど支えてくれた多くの人に感謝の気持ちを述べた後、こう綴っている。

「小さなことにこだわらないで。人生をもっと楽しんで!(Don’t take the small stuff so seriously and live a little.)」

画像は『Today 2019年4月18日付「‘Live a little’: Woman, 35, who died of cancer offers advice in viral obituary」(Courtesy Julie Carrigan)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

このニュースに関するつぶやき

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  • 生きたくても生きられない人。生きてることが辛くて自殺してしまう人。人生って何だろう?って考えさせられるね。
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