KAT-TUN・亀梨ワースト3位、天海祐希とV6・井ノ原は同率1位! 4月期ドラマ初回視聴率ランク

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2019年04月22日 21:12  サイゾーウーマン

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サイゾーウーマン

ジャニーズ事務所公式サイトより

 4月開始の春ドラマ(民放の午後8〜10時台)が、4月22日までにそれぞれ初回放送を迎えた。初回視聴率では、テレビ朝日系のドラマ『緊急取調室』と『特捜9 season 2』が15.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で同率1位に。4位にも沢口靖子主演の人気シリーズ『科捜研の女』が入るなど、テレ朝ドラマが圧倒的な強さを示す結果となった。

 『緊急取調室』は、取調官・真壁有希子(天海祐希)が、数々の凶悪犯と心理戦を繰り広げる刑事ドラマで、2014年に連続ドラマ第1弾が放送され、その後17年に第2弾、そして第3弾となる今作がスタートした。今シーズンの初回では、昨年2月に亡くなった大杉漣が演じていた刑事・中田善次郎の過去シーンが流れたほか、番組の終わりに追悼テロップも。前シーズンの初回17.9%を超えられなかったものの、ひとまず今期トップの滑り出し。お笑いコンビ・ドランクドラゴンの塚地武雅が、画像解析のエキスパートとして新たに加わり、視聴者の間でも「やっぱ面白いな。安心して見られるし、塚地もいい味出してる」「漣さんいなくて寂しいけど、新キャストが塚地でよかった」と、好意的なコメントが出ていた。

 V6・井ノ原快彦主演の『特捜9』は、故・渡瀬恒彦主演の『警視庁捜査一課9係』が生まれ変わり、昨年4月に始動。こちらも前シーズンの初回記録16.0%を下回ったものの、15.2%を獲得し、根強いファンの存在を証明した。さらに、テレ朝は沢口主演の『科捜研の女19』も、初回13.7%で4位発進。シリーズ20周年を記念し、今回は初の通年放送を実施。沢口をはじめ内藤剛志、若村麻由美、風間トオルらおなじみのキャストが1年間に及ぶ長丁場に挑むという。

 福山雅治主演の日曜劇場『集団左遷!!』(TBS系)は、初回13.8%を獲得し、3位に登場。原作は、作家・江波戸哲夫の『新装版 銀行支店長』『集団左遷』(いずれも講談社)で、50歳を目前にして廃店が決まっている銀行支店の支店長となった片岡洋(福山)が、リストラ寸前の銀行員たちと協力する姿を描く物語。香川照之、神木隆之介、市村正親、三上博史など実力派キャストが集結している。

 一方で、ワースト3位と2位は、いずれもフジテレビのドラマがランクイン。二階堂ふみとKAT-TUN・亀梨和也がダブル主演を果たす『ストロベリーナイト・サーガ』は初回7.8%と、1ケタのスタートを切った。12年に連ドラが放送され、竹内結子と西島秀俊コンビで人気を博した『ストロベリーナイト』のリメイク作品だが、注目度の高さと数字が比例しなかった印象だ。

 二階堂は27歳の若さで警部補に昇任した女性刑事・姫川玲子役、亀梨は姫川にとって年上の部下・菊田和男役を演じているものの、視聴者からは「二階堂に警部補の貫禄がない……」「ダブル主演と言いながら、亀梨くんの存在感がなくて影が薄すぎ」「菊田がダメ。姫川を信頼しながら、そばで見守ってる感じが出てない」といった辛らつな感想も見受けられる。2話は6.4%に減少しており、全話平均ランキングのワースト入りも十分あり得るだろう。

 ワースト2位は、松坂桃李が車いす生活を送る主人公・鮎川樹を演じる『パーフェクトワールド』で、初回は6.9%。「Kiss」(講談社)で連載中の有賀リエ氏による同名コミックが原作で、昨年10月には岩田剛典(三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE・EXILE)と杉咲花のダブル主演映画『パーフェクトワールド 君といる奇跡』も公開されている。ドラマでは、初恋の人・鮎川と12年ぶりに再会し、恋に悩むヒロイン・川奈つぐみを山本美月が演じているほか、松重豊、麻生祐未、堀内敬子、瀬戸康史、ジャニーズJr.内ユニット・SixTONESの松村北斗らが登場。

 対照的に唯一、フジで好調なのは、窪田正孝主演の月9ドラマ『ラジエーションハウス〜放射線科の診断レポート〜』。「グランドジャンプ」(集英社)で連載中の『ラジエーションハウス』の実写版で、医療モノということもあり、初回は12.7%、2話も12.3%と好調だ。

 そして、今期の最下位は玉木宏が主演を務める『スパイラル〜町工場の奇跡〜』(テレビ東京系)で、初回は深夜ドラマ並みの3.5%だった。小説家・真山仁の人気シリーズ『ハゲタカ』のスピンオフとして出版された『ハゲタカ4.5 スパイラル』(講談社)のドラマ版で、銀行員から転身した企業再生家・芝野健夫(玉木)が、小さな町工場の再生に奮闘する様子を描いたヒューマンエンターテインメント。貫地谷しほり、眞島秀和、真矢ミキ、平泉成、國村隼、長谷川純らが出演している。

 放送枠は、昨年4月にスタートした月曜午後10時台の「ドラマBiz」だが、今作はワースト記録を更新。第1弾の『ヘッドハンター』(江口洋介主演)は4.5%で、以降も『ラストチャンス 再生請負人』(仲村トオル主演、6.1%)『ハラスメントゲーム』(唐沢寿明主演、5.2%)『よつば銀行 原島浩美がモノ申す!〜この女に賭けろ〜』(真木よう子主演、4.6%)と、初回は1ケタ台が続いていたものの、3%台は初めて。かたや、テレ東では金曜午後8時台の上川隆也主演『執事 西園寺の名推理2』が8.7%で9位に入っている。

 このほか、原田知世&田中圭が主演で、企画・原案を秋元康が手がける大型ミステリー『あなたの番です』(日本テレビ系)は、4〜9月にかけて2クール連続で放送。初回は8.3%で、前期の菅田将暉主演『3年A組-今から皆さんは、人質です-』の初回10.2%を下回った。物語が進むにつれて視聴率は上昇するのか、今後の展開に注目が集まる。

【2019年春ドラマ(午後8〜10時台、民放5局)初回視聴率一覧】

1位『緊急取調室』(テレビ朝日系・木曜午後9時) 15.2%
1位『特捜9 season 2』(テレビ朝日系・水曜午後9時) 15.2%
3位『集団左遷!!』(TBS系・日曜午後9時) 13.8%
4位『科捜研の女19』(テレビ朝日系・木曜午後8時) 13.7%
5位『ラジエーションハウス〜放射線科の診断レポート〜』(フジテレビ系・月曜午後9時) 12.7%
6位『インハンド』(TBS系・金曜午後10時) 11.3%
7位『俺のスカート、どこ行った?』(日本テレビ系・土曜午後10時) 10.9%
8位『白衣の戦士!』(日本テレビ系・水曜午後10時) 10.3%
9位『わたし、定時で帰ります。』(TBS系・火曜午後10時) 9.5%
10位『執事 西園寺の名推理2』(テレビ東京系・金曜午後8時) 8.7%
11位『あなたの番です』(日本テレビ系・日曜午後10時30分) 8.3%
12位『ストロベリーナイト・サーガ』(フジテレビ系・木曜午後10時) 7.8%
13位『パーフェクトワールド』(フジテレビ系・火曜午後9時) 6.9%
14位『スパイラル〜町工場の奇跡〜』(テレビ東京系・月曜午後10時) 3.5%

このニュースに関するつぶやき

  • 俺スカは、古田さんの女装姿が凄すぎてひかれそうだが、普通なのか。 ストロベリーナイトはやっぱ竹内ってイメージやし、二階堂じゃアカンと思う。なんか貫録がないし、なめられてそうに見えるし
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