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お小遣いはNG!? 全米No.1バンカーが教える「お金に強い子どもに育てる」子育て術

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2019年04月23日 14:32  ウレぴあ総研

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ウレぴあ総研

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今の時代に必須のお金のスキル。

社長の約半数がしていた習い事って? 「社長脳」が育つ幼少期の過ごし方

子どもが将来、お金に振り回されず、才能をぐんぐん伸ばすために必要な知識です。

「今、子どもが学ぶべきは最重要事項、それはお金です。お金に強くなることが子どもが幸せな人生を歩むための条件なのです」と話すのは、元バンク・オブ・アメリカ ヴァイスプレジデントで、NPO法人Pursue Your Dream Foundation(PYD)創業者の酒井レオさん。

今回は、酒井さんの著書『全米No.1バンカーが教える 世界最新メソッドでお金に強い子どもに育てる方法』から、学校では学ぶことのないお金に関する教育について5つのトッピクスをお伝えしていきます。

■1 お小遣いは絶対にあげない

子育て本のテーマで多い、「小学生になったらお小遣いをあげる? あげない?」というテーマ。酒井さんの答えは「お小遣いは絶対あげない」です。

「言わずもがなですが、お金は労働の対価です。何の労働も提供していないのに、毎月、決まった額のお金が手に入ることなどあり得ません。

少なくとも、僕の父が渡米してから多くを学んだ、ユダヤの家庭に受け継がれている“帝王学”では、この考え方は当たり前すぎるほど当たり前」。出典(『全米No.1バンカーが教える 世界最新メソッドでお金に強い子どもに育てる方法』)

一方、お小遣いをあげることで、お金との付き合い方が身につくという考え方もあります。

「お金の本質を知らないまま付き合い方だけ学んでも、将来、お金を生み出す子どもにはなれません。おそらく、お小遣いは毎月決まった額がもらえるお給料の縮小版なのでしょう。

そうであるならば、まずは親の側が、これからの時代の多様な働き方について、考えを改めなければなりません。
(中略)大人に限らず、人間は誰でもラクをしたい生き物です。たとえば1回の風呂掃除でもらえるお金が30円だとしましょう。
ここが変わらないとすれば、どうしたら効率よく、短時間で風呂掃除を終えることができるかを考え始めます。それが、想像力や発想力といったクリエイティブな思考の源。

一方、何もせずに定額をもらえるお小遣いはというと、もらう前から『次のお小遣いが入ったらアレを買おう』と、頭の中が物欲に支配されてしまうのではないでしょうか」。出典(『全米No.1バンカーが教える 世界最新メソッドでお金に強い子どもに育てる方法』)

■2 好きな有名人の収入について徹底的に話し合う

お金の流れを掴むことは社会について深く知ることでもあります。家族でテレビを見ながらお金の流れについて話し合ってみましょう。

例えば、世界中で活躍するテニスの大坂なおみ選手。2018年に全米オープン、2019年に全豪オープンで優勝を果たし、生涯獲得賞金はすでに10億円を突破しています。

「テニスの優勝賞金は、すべてのスポーツの中でもかなり高額です。日本人の強豪選手がひしめき、近年、人気がある卓球と比較してみると、よくわかります。

卓球の場合、国際卓球連盟主催のワールドカップでさえ、優勝賞金は日本円で600万円程度。いったい、この差はどこからくるのかを子どもと一緒に考えてみるのです」。出典(『全米No.1バンカーが教える 世界最新メソッドでお金に強い子どもに育てる方法』)

高額になるのは放映権料や広告、スポンサー収入、チケット代など、これらにより多額の優勝賞金となります。

子どもの食いつきのいい、スポーツやエンタメの世界をきっかけに社会を知ることができます。

■3 夕飯時にはビジネスに欠かせないスモールトークのレッスンをする

ビジネスエリートが身につけているスモールトーク。

本題とは別のちょっとした世間話ですが、ここが「この人とまた会いたい!」と思わせる重要なポイントになってきます。

「やはり、話題の豊富な人、博識で自分の意見を持っている人、そして、明るくポジティブな人に、人は魅力を感じます。

日本人のビジネスパーソンと接していて、いちばん欠けていると思うのが、知性を感じさせる会話です。
本題に入る前の会話をスモールトークと言いますが、日本人はなぜ天気の話があんなに好きなのでしょう? 天気の話から会話が広がることがほとんどありません。

世界では、今ならビットコインの話題などがスタンダード。(中略)
直近の朝食や夕食の時間を振り返り、親子でどんな会話をしたか思い出してみてください。

社会に興味を向けるような会話がひとつでもあったでしょうか。ここで身につけた教養がいずれスモールトークで役立つのです」。出典(『全米No.1バンカーが教える 世界最新メソッドでお金に強い子どもに育てる方法』)

■4 今ある職業の47%が10年後は存在しないことを親自身が理解する

2000 年に米大手証券会社ゴールドマン・サックスのニューヨーク本社には、およそ600人もの現物株式取引部門のトレーダーが在籍していましたが、2017年には2人にまで減少。

多くの仕事が自動化に置きかわる代わりに、「FinTech (フィンテック)」に代表されるような新しい分野も生まれました。

フィンテックというのは、金融 (Finance)と技術(Technology) からできた造語で、スマホのカード決済などで用いられるシステムです。

「ニューヨーク市立大学教授のキャシー・デビッドソンは、ニューヨークタイムズ紙のインタビューで『2011年度にアメリカの小学校に入学した子どもたちの65%は、大学卒業時に今は存在していない職業に就くだろう』と予想していますし、オックスフォード大学のマイケル・A・オズボーン准教授の研究によると、今後10〜20年で約47%の仕事が自動化されるリスクが高いとされています」。出典(『全米No.1バンカーが教える 世界最新メソッドでお金に強い子どもに育てる方法』)

大切なことは、10年後の世界を予想することではありません。

「10年後に残る仕事を予想し、そこを目指して何かを学ばせるよりも、フィンテックのように点と点を結びつけて自分で新しい何かを生み出す能力を備えたほうが、お金を生み出す力としては強くなります。

これからは、自分の“好き”を仕事にしてお金を稼ぐ時代です。
子どもにどこでも生きていける力、お金を生み出す力を持ってほしいのであれば、世の中を取り巻く現状をまずは親がしっかりと理解し、船頭としての役割を果たしていくべきです」。出典(『全米No.1バンカーが教える 世界最新メソッドでお金に強い子どもに育てる方法』)

■5 プログラミングはIT分野を超えた必須スキル

これからの産業の中心はITといわれます。日本でもプログラミング習得への熱意が高まっています。

「間違ってほしくないのは学校でプログラミングの成績が優秀であっても生き残っていけるとは限らないという事実です。

確かにこれからの産業の中心は間違いなくITです。ITの世界で活躍できる人材になることは、自分らしく、また世界のあらゆる場所で生きていく上で、外国語習得と同様に大前提です。

しかし、プログラミングだけで圧倒的な高収入を得られる人材というのは、野球でいえばメジャーリーガーのように特殊な才能の持ち主であって、もともと持っている素養が普通の子どもとは明らかに違います。

(中略)せっかくプログラミングを学ばせるのであれば、親がもっと明確なビジョンを持って学ばせることが大切です。

アメリカ、シンガポール、インドなどIT先進国では単なるプログラミングだけでなく、その先にある『STEM (ステム) 教育』が主流となっています」。出典(『全米No.1バンカーが教える 世界最新メソッドでお金に強い子どもに育てる方法』)

■STEM教育とは?

STEM教育というのは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)の頭文字を取った言葉。各分野を単一で学ぶのではなく、横断的に学ぶ教育を指します。

さらに、最近では人間の感性や美観を重視したデザインの必要性から、STEMにアート(Art)のAを加えた「STEAM (スティーム)教育」が台頭してきているといいます。

「プログラミングは単なる『作るため』のスキルではなく、複雑化していく社会に流されず、多様な価値観や能力を持った人たちとコミュニケーションしながら、社会を前進させていく上で必須なスキルなのです」出典(『全米No.1バンカーが教える 世界最新メソッドでお金に強い子どもに育てる方法』)



幼い頃、ユダヤ人のコミュニティの中で育ったという著者の「お金に強くなる」子育て術。お金のスキルは幸せのスキルでもあり、世界で闘うための基本スキルでもあることが分かります。

【著者】酒井レオ
ニューヨーク生まれ、ニューヨーク育ちのバイリンガル日系アメリカ人。米国政府公認NPO法人Pursue Your Dream Foundation(PYD)創業者およびLittle Monster Inc.共同経営者。
ワシントン大学卒業後、JPモルガンを経て、コマース銀行(現TD銀行)に入社。その後、バンク・オブ・アメリカに転職し、2007年、史上最年少にして「全米No.1」の営業成績を達成。社内各賞を総なめにするとともに、30代前半の若さにしてヴァイスプレジデントに就任する。
同年、アメリカンドリームに挑戦しようと渡米してくる人たちを応援したいとの思いから、NPO法人Pursue Your Dream Foundationを設立。
2009年12月には、同法人日本支店として世界基準のスキルを身につけるためのリーダー育成機関「PYD Japan」を設立。

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