一人暮らしを始めた息子の荷物に貼り付けられた、運送業者に向けた母親の張り紙がTwitterに投稿され、愛情が伝わると話題になっている。
「生まれて初めて『母さんありがとう』って誰もいないところで口に出したかもしれない」——北海道の親元を離れ名古屋で一人暮らしを始めた“はると”さんの元に、母親が送った荷物が届いた。ハードケースに入ったギター2本を梱包した大きなダンボールには、母親から運送業者に向けたメッセージがびっしり。天面には「ドライバーさんが持ちやすいように側面に取っ手がついています。どうぞそこを持ってくださいませ」との説明、側面には「この春、親元をはなれ、名古屋で1人くらしを始めた息子の大切なギターです。どうか無事に届けて下さい」とのお願いが綴られていた。張り紙の効果があったのか、荷物は無事“はると”さんの元に届いた。
愛情あふれるこの張り紙にTwitterでは、「きっと今までよりいい音が出るよ。このギター」「疲れてるからちょっと泣いてしまった」「素敵なお母様ですね。愛が溢れてて心が暖かくなりました」といった声が殺到。運送業者だという人からは、「こんな荷物見たら泣けてくる。仕事前にいいツイート見つけました。今日も誰かの大事な荷物届けてきます!」といったコメントも寄せられている。
大きな反響を受けて“はると”さんは、「基本的にはいい母親なんだろうけど」とした上で「なかなかクレイジーな母親」と、家の中で見事な筋肉美を見せつける母親の写真を公開。また、壁に貼るステッカーのネットショップを運営している母親は、“はると”さんと弟のW誕生祭を記念したセールを行っており、母親のヒストリーページなるものも存在。そこには、突然筋トレに目覚めてベストボティ大会に出場したことや紆余曲折あった子育て、自身の等身大ステッカーの告知などが綴られており、そのインパクトの強さも話題になっている。
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