モデル・武智志穂がほうとう作りに挑戦!

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2019年04月26日 10:02  オズモール

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◆山梨県・富士河口湖町で、武田信玄ゆかりの「ほうとう」作りに挑戦_武智志穂の旅ごはん vol.3_OZmagazine TRIP

モデルの武智志穂が、全国各地に伝わる郷土料理を地元の人に習いに行く、OZmagazine TRIPの連載企画。今回は山梨県・富士河口湖町の「体験食館 侍 SAMURAI」で、ほうとう作りに挑戦。おうちで作るときに嬉しいおさらいレシピ付き。



左/生地を丸くまとめるときは、おにぎりを握る感覚で 右/生地が麺棒や板とくっつかないよう打ち粉を忘れずに
たっぷりの野菜と平らな太麺を味噌味に仕立てる、山梨の郷土料理・ほうとう。起源は戦国武将・武田信玄の陣中食といわれ、今も県民の日常食になっているとか。

このほうとうを求め訪れたのは、富士河口湖町の体験工房「侍 SAMURAI」。主人の斉木一郎さんが、麺打ちから完成まで、作り方を教えてくれる。「海がない山梨では塩はとても貴重でした。うどんは小麦粉・塩・水で作りますが、ほうとうは小麦粉と水で作るのが本来のレシピ。記事を寝かさなくてもいいので、うどんよりも短時間でできます」




左/麺のまわりに付いた打ち粉は取らずにそのまま鍋へ 右/味噌は最後に。煮込み過ぎないのがおいしいポイント
小麦粉と水を混ぜ、こねて伸ばして…と、麺を一から作る工程は、夢中になる楽しさがあって、おいしい時間に期待が膨らむ。「麺ができたら、野菜と一緒に煮込んで、味噌を加えて完成。鍋ひとつで作れるのも手軽でしょ。だから、家庭にも浸透しているんです」。

食べ応えがあって、体も温めてくれるほうとうは、冬の定番ごはんにしたくなる。



「侍 SAMURAI」の主人・斉木一郎さんと
ほうとうの作り方
■材料(2人前)
小麦粉/200g、水/90ml、打ち粉(小麦粉)/適量、だし汁/800ml、味噌/60g、カボチャ/4分の1個
※そのほかの具材は、葉物・根菜・キノコ類など好みで季節の野菜を適宜

■作り方
(1)カボチャの藩領を細かく刻み、残りを大きめにカット。ほかの具材は食べやすい大きさに切る
(2)鍋に出し実とカボチャ、根菜など火が通りにくい具材を入れて煮る
(3)ボウルに小麦粉と水を入れ指先で混ぜ、細かいかたまりになったら、ボウルの底に押し付けるようにしてこね、ひとつにまとめる。指で押すとゆっくり戻るうらいまでさらにこねる
(4)打ち粉をしたまな板に生地を置き、打ち粉をした麺棒を記事の中央に置き、上から下に転がしながら伸ばす。記事がある程度広がったら90度回転させ同じ要領で伸ばす
(5)3mm程度の暑さになったら、両面に打ち粉をたっぷり振り3つ折りし、1cmほどの幅に切ってほぐす
(6)鍋から大きめのカボチャを取り出して、麺を3回程度に分けて入れる
(7)葉物やキノコなどの素材を入れ、ふたをして5分程度煮込んだら、味噌を溶き、取り出しておいたカボチャを入れる。再沸騰したら完成


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