ワコールがミツフジと共同でブラジャー型ウェアラブルを開発、働く女性の健康をサポート

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2019年04月26日 18:12  Fashionsnap.com

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iBLA Image by: ワコール
ワコールが導電性繊維メーカーのミツフジと共同で、働く女性の健康管理をサポートすることを目的としたブラジャー型ウェアラブル「アイブラ(iBLA)」を開発した。ミツフジが法人向けに7月から販売する。

 アイブラの本体はワコールの商品であるノンワイヤーブラをベースにしており、立体感のあるバストシルエットを実現するための左右一体型のパッドを内蔵。取得した生体情報をアプリに転送する送信機(トランスミッター)はミツフジ製で、動きを妨げない前中心に配置し、表からは見えない設計になっている。サイズはMとLの2サイズで、カラーはサンドオークルを採用した。初回納入枚数は3,000枚。
 ワコール、ミツフジ、格安航空会社のピーチ・アビエーション(Peach Aviation)の合同による「働く女性のためのウェアラブルプロジェクト」から誕生した同製品では、ワコールの女性下着の商品開発力と、ミツフジのウェアラブルIoT製品の総合ブランド「ハモン(hamon)」を組み合わせ、女性が職場で違和感なく着用でき、正確なデータを取るために必要な身体に密着できる構造を開発。客室乗務員の業務中に着用検証を実施するなど、働く女性のリアルな声を製品に反映させた。ワコールは今回のブラジャー型ウェアラブルの共同開発を機に、各分野で女性の健康をサポートする商品開発に取り組んでいくという。
■ワコール:公式通販サイト
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