レスター所属のイングランド代表DFベン・チルウェルに以前から関心を示しているとされるマンチェスター・Cだが、今夏の同選手の獲得は見送る方針のようだ。30日にイギリス紙『マンチェスター・イヴニング・ニュース』が報じた。
現在マンチェスター・Cの左サイドバックをメインで務めるのは、フランス代表バンジャマン・メンディとウクライナ代表MFのオレクサンドル・ジンチェンコの二人だ。
メンディは2シーズン連続での大ケガを負い、3月にはナイトクラブでの夜遊びが発覚するなど、自己管理の面に難がある。また、ジンチェンコはマルチロールを売りにする選手であり、左サイドバックが完全な本職というわけではない。そのため同ポジションで国内屈指の実力者であるチルウェルを狙っていたとされている。
しかし、マンチェスター・Cのジョゼップ・グアルディオラ監督は、メンディの基本的なプレー面は高く評価しているほか、ジンチェンコも日増しに実力を付けてきたと見ているようで、今夏の補強ターゲットから左サイドバックの序列を下げたようだ。