母親への復讐のため 祖父母の遺灰をトイレに流した男(米)

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2019年05月04日 14:02  Techinsight Japan

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祖父母の遺灰をトイレに流した男が逮捕(画像は『New York Post 2019年4月30日付「Man flushed grandparents’ ashes down toilet to spite mom: cops」(iStockphoto)』のスクリーンショット)
このほどアメリカから自分の祖父母の遺灰をこともあろうかトイレに流した男の一報が届いた。亡くなった人への冒涜とも取れる行動をとった男の悪事を『New York Post』『TribLIVE.com』などが伝えている。

先月29日、米ペンシルベニア州ピッツバーグに住むトーマス・ウェルズ(Thomas Wells、33)が器物損壊罪と死体等の遺棄罪で逮捕された。マッキーズポート警察の報告によると、 トーマスは母親への復讐のために祖父母の遺灰をトイレに流して捨てたという。

トーマスは昨年9月、飲酒が絶えないうえに大麻を吸引することから母親のデニス・ポーターさん(Denise Porter)によって家から追い出された。ほどなくしてデニスさんは箱の中に入れて自分の寝室に祀ってあった両親の遺灰が無くなっていることに気付いた。

そして今年2月に親類から遺灰が無くなった原因がトーマスにあることを聞かされた。トーマスはデニスさんに家を追われる直前、祖父母の遺灰を盗みトイレに流して遺棄したというのだ。

デニスさんはトーマスに事の真相を問いただしたが、彼はこれを否定。しかし後にトーマスは、デニスさんに対して「あんたが死んだ時も遺灰をトイレに流してやる」といったテキストメッセージを送りつけた。

これによりデニスさんは警察に通報しトーマスは逮捕された。現在は裁判所に必ず出廷するなどの条件付きで保釈金なしで保釈されており、今月13日に予備審問が行われる予定だ。

ちなみに日本で散骨は違法ではないが、刑法第190条により遺骨または棺に納めてある物を損壊して遺棄した場合は3年以下の懲役に科せられる。

画像は『New York Post 2019年4月30日付「Man flushed grandparents’ ashes down toilet to spite mom: cops」(iStockphoto)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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  • トイレはまずいな。燃えないゴミじゃないと水質汚染してしまう。故人への冒涜?あぁそんなことどうでもいい。日本では合法だから気にしない。
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