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誰もが光と影があるからこそ面白い。『まんぷく』から『風立ちぬ』まで、ネットが教えてくれる描かれない人物像

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2019年05月05日 20:01  おたぽる

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おたぽる

写真DVD『風立ちぬ』
DVD『風立ちぬ』

 功罪の相半ばするネットだけれども、時には役に立つこともある。ひょんなことから、意外な知識を得られるのもネットのよいところ。さまざまな英知も集まるネットだけれども、最近目立つのは作品の主人公になった人物の史実であろう。


 先日、テレビ放映されたスタジオジブリの『風立ちぬ』。評価の分かれる本作品で、主人公のモチーフとなっているのは、零戦を設計したことで知られる堀越二郎。『風立ちぬ』の主人公があたかも聖人のように描かれているために、現実の堀越もそのように見えてしまうが、放送のたびに繰り返されるのは史実の彼に関するトリビアだ。


 非常に空気の読めない人物であったという人物評や、戦後も零戦に否定的な記事を見かけると編集部に来て反論をするという、とてつもなく面倒くさい人物だったといった話は幾度も繰り返されているのである。


 さらに作品が原因で、光に対する影の部分にも注目されたのが、NHK朝の連続テレビ小説
『まんぷく』のモデルとなった安藤百福。お好み焼きの歴史を明らかにした『お好み焼きの物語 執念の調査が解き明かす新戦前史』(新紀元社)で知られる近代食文化研究会が、Twitterなどで、安藤百福がチキンラーメンを発明したという「正史」に対する疑問を提示。一部のメディアでも報じられている。




 すこしばかり過去……「歴史」の範疇に入ってしまった時代を作品にする時には、当然ながら作為が入る。それはそれで楽しんでよいのだが、実際は歴史は単純なものではない。どんな人物でも功罪はあるし、功成り名を遂げて財産を築いた人であってもなぜか、自分の話となると盛って後世に伝えようとしたりするもの。


 作品をきっかけに触れるトリビアや「真実」は、より探究心をかき立ててくれるはずだ。
(文=大居 候)


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