ロッテの“先発”種市が6回途中2失点で2勝目「前回より投げられている」

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2019年05月06日 19:01  ベースボールキング

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ロッテの種市篤暉[撮影日=2019年2月8日]
○ ロッテ 5 − 3 日本ハム ●
<8回戦・ZOZOマリン>

 ロッテの種市篤暉が、5回1/3を5安打、4奪三振、3四球、2失点に抑え、今季2勝目を手にした。

「最近あまりフォークの状態がよくないので、練習していかなきゃと思います」。この日、種市の投球を支えたのは、ストレートと開幕直後に有吉優樹から教わったスライダーだ。

 初回一死一、二塁のピンチで、4番・中田翔を146キロのストレートでダブルプレーに打ち取ると、1点を先制してもらった直後の2回は、先頭の渡辺をスライダーで空振り三振、平沼を148キロのストレートで右飛、横尾を148キロのストレートで空振り三振に仕留めた。

 「(スライダーは)前半は良かったんですけど、後半は疲れがあったのかコントロールしにくかったと思います。次に繋げられるように考えようと思います」と反省しつつ、スライダーを効果的に使い打者を打ち取った。

 3回に二死から2点を失うも、前回登板後に反省点に挙げた4回と5回は、「前回より投げられている感覚はありました。疲れも前回より、慣れてきていると思います」と、フォークもうまく織り交ぜ、きっちりとスコアボードにゼロを並べた。

 種市の好投に応えようと、打線も5回に3点を奪い逆転に成功。球数は5回を投げ終えた時点で92球だったが、種市は2点リードとなった6回もマウンドへ。

 「点を取ってもらった後だったので、なんとかゼロでという思いがあったんですけど、あまり投球フォームが良くなかったかなと思います」。先頭の近藤健介に、1つもストライクが入らず四球を与えると、続く中田翔を中飛に打ち取ったが、渡辺に四球を与え降板した。

 4日の取材で種市は、「とにかく技術をあげたい。今のままだと勝てないと思う。投げる体力も技術も考えないといけないと思います」と話すなど、現状に満足することなく、常に上を目指そうと日々努力する。勝利投手となったが、しっかりと今日の投球を反省し、次回の登板で活かしてくるだろう。日々成長を続ける右腕の今後の投球に注目だ。

取材・文=岩下雄太

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