田中将大、7回途中2失点の力投も…降雨中断で無念の降板、3勝目ならず

◆ 1時間12分後に再開も田中は再登板せず

　ヤンキースの田中将大投手が現地時間7日（日本時間8日）、本拠地でのマリナーズ戦に先発登板。降雨中断の影響で7回途中2失点で降板し、今季3勝目とはならなかった。

　田中は2回、犠飛で先制を許すも序盤3回を最少失点。4回は右翼・フレージャーの拙守（記録は右安）もあり一死一、二塁のピンチを招いたが、後続を冷静に退けゼロを刻んだ。5回を最少失点で乗り切ったが、1−1の6回、4番・エンカーナシオンに痛恨の左越えソロを浴びた。

　雨脚が強まった7回は、先頭・ベッカムの打球をまたも右翼のフレージャーが失策。無死二塁から8番・ヒーリーは見逃し三振に仕留めたあと、試合は大雨の影響で中断に入った。

　試合は1時間12分後に再開。1−2と1点ビハインドのヤンキースは、2番手・ホルダーをマウンドに送った。田中は6回1/3で95球、5安打4奪三振2失点の内容で降板。防御率は3.77となった。