バイエルンが本拠地で初の優勝決定か…最終節まで優勝争いは9年ぶり

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2019年05月12日 08:23  サッカーキング

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バイエルンが最後にホームで優勝を決めたのは19年前 [写真]=Getty Images
バイエルンは11日にアウェイで行われたブンデスリーガ第33節でライプツィヒと0−0で引き分けた。2位のドルトムントが勝利したため、勝ち点差は「2」となり、優勝は18日にホームで行われる最終節のフランクフルト戦に持ち越しとなった。

 それでも、本拠地のアリアンツ・アレーナで初めてファンと初めて優勝の瞬間を分かち合うチャンスとなった。バイエルンが最後にホームで優勝を決めたのは1999−00シーズンで、実に19年前になる。当時は最終節に首位のレヴァークーゼンが敗れ、2位のバイエルンがホームでブレーメンに3−1で勝利して、得失点差により劇的な逆転優勝を果たしていた。

 その後、バイエルンは12回の優勝を飾っているが、すべてアウェイで決まっており、2005年に開場したアリアンツ・アレーナでは一度もファンの前で優勝を決めることができていない。2014−15シーズンは第30節にホームでヘルタ・ベルリンに勝利したが、翌日に2位のヴォルフスブルクが敗れたことで優勝が決まっていた。

 また、ブンデスリーガの優勝争いが最終節までもつれ込んだのは、2009−10シーズン以来で9年ぶり。その時も首位のバイエルンが2位のシャルケと勝ち点差「3」で最終節のヘルタ・ベルリン戦に臨み、3−1で勝利して2シーズンぶりのドイツ王者に輝いていた。逆にリーグ最速優勝は、バイエルンが2013−14シーズンに第27節で達成。史上初となる3月中に、24回目のリーグ制覇を決めていた。

 なお、その後の2シーズンはドルトムントが連覇を飾ったが、どちらのシーズンも第32節にホームで優勝を決めた。2011−12シーズンに8度目のリーグ制覇を果たした試合は、ボルシアMGに2−0で勝利。香川真司が2点目を決めて優勝決定に貢献していた。

▼バイエルンの2000年以降の優勝決定試合
99−00 第34節 vsブレーメン(H) 3−1◯
00−01 第34節 vsハンブルガーSV(A) 1−1△
02−03 第30節 vsヴォルフスブルク(A) 2−0◯
04−05 第31節 vsカイザースラウテルン(A) 4−0◯
05−06 第33節 vsカイザースラウテルン(A) 1−1△
07−08 第31節 vsヴォルフスブルク(A) 0−0△
09−10 第34節 vsヘルタ・ベルリン(A) 3−1◯
12−13 第28節 vsフランクフルト(A) 1−0◯
13−14 第27節 vsヘルタ・ベルリン(A) 3−1◯
14−15 第30節 vsヘルタ・ベルリン(H) 1−0◯ ※翌日に2位が負けて優勝決定
15−16 第33節 vsインゴルシュタット(A) 2−1◯
16−17 第31節 vsヴォルフスブルク(A) 6−0◯
17−18 第29節 vsアウクスブルク(A) 4−1◯

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