新しい地図と『星ドラ』の共通点 応援ソング「星のファンファーレ」から紐解く

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2019年05月13日 06:11  リアルサウンド

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 稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が歌う新曲「星のファンファーレ」。この曲は、3人がプロデューサーを務めるスマートフォンゲーム『星のドラゴンクエスト』(以下、『星ドラ』)の応援ソングとして生まれ、作詞作曲をSEKAI NO OWARIのNakajinが担当していることでも注目を集めている。


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 そんな「星のファンファーレ」のフルバージョンは、5月25日に幕張メッセにて開催される、ドラゴンクエストの誕生日を祝う大型イベント『ドラクエの日プロデューサー“ギガ”ミーティング』までお預け。だが、サビ部分が使われた新TVCM『ギガ感謝祭応援ソング 勇者篇』が5月18日より全国でオンエアされ、現在はWebCMが公開中だ。スマホを持って登場する稲垣、草なぎ、香取。その影をよく見ると、武器を手にした勇者の姿になっている。


 3人が毎月第1日曜日に7.2時間の生放送を行なっているレギュラー番組『ななにー』こと『7.2 新しい別の窓』(AbemaTV)では、『星ドラ』にまつわる最新情報が届けられており、4月7日放送回ではPV撮影の模様が一部が公開された。高さ3mもの巨大スライムが、カラフルに光る中で、スーツ姿の3人が佇む。振付は「#SINGING」に続いて東京ゲゲゲイのBOWが担当。ファンファーレの歌詞に合わせて、楽器を吹くような仕草がかわいらしい。


 「ピロっピロっピロっ」とオリジナリティあふれる掛け声と共に手を動かしながらステップを踏むのは、「毎日『星ドラ』やってますから」と、どっぷりハマっているという草なぎだ。インタビュー中も隙きあらばゲーム内に登場するワードを連呼しまくり。すっかり(いや、いつもどおり?)童心に返って楽しんでいるようだ。


 一方「この曲聴くとね、星ドラ強くなりますよ!」と強気な発言で楽曲を紹介したのは、これまで『ドラクエ』をやったことがなかったことを暴露した稲垣。そんな稲垣と同じように、『星ドラ』ビギナーも一緒に始められるように、『ななにー』ではゲーム実況動画クリエイターたちがレクチャーしてくれる。4月10日からLINEでも質問が可能になり、ますます便利になっているので、今からでも始めるのは遅くない。


 そんな全面サポートを受けながら、着実にレベルアップを遂げている稲垣だが、動画クリエイターたちのアツいレクチャーに対して、どこかクールに受け流したり、自らの美学を崩さずに取り組む。その稲垣らしい成長物語も、『星ドラ』のもうひとつの楽しみ方かもしれない。


 そして意外にも、一番レベルが低いのは香取だ。なんでも1日1回の無料“ふくびき”で”そうび”をゲットできることを知らなかったという。「最近覚えてビックリした。なんで今までこれ毎日やって来なかったんだろうって。ズルい! と思っちゃった」とこちらも末っ子らしい顔をのぞかせる。だが、すぐにいつものしっかり者の香取に戻り、PVにはいろんなキャラクターたちもたくさん登場するというポイントも教えてくれた。


 一度聴いたら忘れられないSEKAI NO OWARIらしい、キャッチーでファンタジックなメロディ。そして楽しそうに踊る3人と、私たちの耳馴染みのいいあのユニゾン。5月25日のイベント(午前の部)には3人も登場するとあって、初お披露目の場は大いに盛り上がりそうだ。「大地」「勇気」「星」「宝物」「地図」など冒険物語に欠かせないキーワードを見ると、“新しい地図”というプロジェクト名を掲げ、住み慣れた地から真っ白な地図を広げた3人と重なる部分も少なくない。「星」を心の支えに、そしてNAKAMAの笑顔という「宝物」を目指して。3人の勇者が見せてくれる生き様という名の冒険は、まだまだ続くのだ。(文=佐藤結衣)


※記事掲載時、一部内容に誤りがございました。訂正してお詫び申し上げます。


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