佐藤浩市、『空母いぶき』インタビューで安倍首相を揶揄? 「お腹を下す」設定が物議

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2019年05月13日 22:42  サイゾーウーマン

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 西島秀俊と佐々木蔵之介のW主演映画『空母いぶき』(5月24日公開)に出演する、佐藤浩市。10日発売の「ビッグコミック」(小学館)にて、佐藤は自身が演じる役柄について語っているが、その内容が「首相を揶揄してる」などと、各方面から批判を浴びている。

「佐藤は同作で、内閣総理大臣・垂水慶一郎を演じていますが、インタビューでは『最初は絶対やりたくないと思いました(笑)。いわゆる体制側の立場を演じることに対する抵抗感が、まだ僕らの世代の役者には残ってるんですね』と、役柄について否定的な意見から語り始めています。その上で『僕がやるんだったらこの垂水総理をどういうふうにアレンジできるか』と、役柄にテコ入れをする前提で、実写化の出演を引き受けたと明かしました」(芸能ライター)

 そんな佐藤は垂水総理について、「彼はストレスに弱くて、すぐにお腹を下してしまうっていう設定にしてもらったんです」と裏話を披露しているが、この発言がネット上で「安倍晋三首相を揶揄しているのではないか」と、波紋が広がっている。

「安倍首相は、下痢や血便を繰り返す“潰瘍性大腸炎”を患っており、2007年の第1次安部内閣改造を発表した直後、病状が悪化して退陣を余儀なくされています。記事内で佐藤は、安倍首相について直接言及したわけではありませんが、『すぐにお腹を下してしまう』という設定を受け、安倍首相を連想したネットユーザーは多かったよう。ちなみに、原作では垂水総理が極度の緊張から嘔吐する場面があるので、“ストレスに弱い”という点では、原作も映画も大きく変わらないと思われます」(同)

 また、“体制側”を演じることに抵抗があるという点についても、「俳優は監督の依頼に応えるのが仕事でしょ? なんか偉そうな人だね」「政治について何を思うのも自由だけど、仕事に持ち込むのはいかがなものか」「そんなに嫌ならこの役受けなきゃよかったのに」と批判が噴出。さらには、幻冬舎の代表取締役・見城徹や作家・百田尚樹らも、自身のツイッターで佐藤の発言に苦言を呈している。

「特に百田は、『三流役者が、えらそうに!! 何がぼくらの世代では、だ。人殺しの役も、変態の役も、見事に演じるのが役者だろうが!』『もし今後、私の小説が映画化されることがあれば、佐藤浩市だけはNGを出させてもらう』と激しい怒りをあらわに。見城氏も『役者なのに映画と原作を舐めている』などと投稿しており、今後の仕事への影響が心配されますね」(同)

 佐藤のインタビューを受け、「映画楽しみだったけど、見に行かないことにした」「『絶対やりたくない』と思ってる人が演じた役なんて見たくない」と、作品への興味を失っている人も。発言の真意はわからないものの、公開前にこのような騒動が起きたことは“大誤算”と言えるだろう。

このニュースに関するつぶやき

  • こんな事を許して脚本いじるようなことしてるから映画離れが加速するんだよね。原作ではプレッシャーから吐くとこを下痢にするとか狙ってやってるとしか思えない。
    • イイネ!7
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