スイス屈指の名門の降格にファンが激怒…選手からユニフォームを没収
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2019年05月14日 13:47 サッカーキング
12日に行われたスイス・スーパーリーグ第33節ルツェルン対グラスホッパーの試合で、グラスホッパーのファンが取った行動が話題となっている。13日にスペイン紙『アス』が報じた。
敗れれば降格決定のグラスホッパーだったが、70分時点でのスコアボードは0−4と絶望的なものに。この展開に我慢の限界を迎えた数十人のグラスホッパーのファンがスタンドから降りピッチに乱入したことで、主審は選手たちに退避を命じ、機動隊も動員され試合が中断した。
ファンは「ユニフォームを着る資格はない」として選手たちにユニフォームを脱ぐように要求。15分ほどが経過し、何人かの選手たちが自分のシャツを渡したことで、試合は再開されることなく終了し、グラスホッパーの降格が決定した。
1886年に創立したグラスホッパーは、27回のリーグ優勝を誇る国内随一の名門だが、近年は優勝から遠ざかっており、遂に1950−51シーズン以来となる2部でのプレーが決定してしまった。
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