テーラードとヘルシーな肌見せを融合した新ブランド「カオリキクナガ」がデビュー、スーツやデニムアイテムを展開

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2019年05月14日 16:12  Fashionsnap.com

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「KAORIKIKUNAGA」2019年秋冬コレクション展示会の様子 Image by: FASHIONSNAP.COM
文化服装学院やここのがっこうで学んだ菊永佳織によるウィメンズブランド「カオリキクナガ(KAORIKIKUNAGA)」が、2019年秋冬シーズンにデビューする。
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 菊永は2009年に文化服装学院を卒業。メンズのテーラーに就職し、縫い子として働くうちに仕立てに興味が湧き、ここのがっこうでファッションデザインやコレクション製作の知識を深めた。その後国内ブランドでデザインや生産管理などを経験し、コレクションを通じてコミュニケーションを取りたいと強く感じたことから「一生をかけて、私を創っていく」をコンセプトに掲げたカオリキクナガを立ち上げた。
 デビューシーズンの中心となるのはメンズ仕立てのスーツとブリーチ加工を施したデニムのアイテム。ジャケットはボックスシルエットで内側にペンポケットなどを縫い付け、パンツはタックを入れたオーバーサイズのストレートとテーパードの2型を揃え、マスキュリンな雰囲気を落とし込みつつ、肩周りの落ち感や体の動きに馴染む柔らかい素材を使い女性らしさを表現したという。デニムのパンツに開閉可能で肌見せができるジッパーを取り付けたほか、ニットの肩にホールを施すなどでヘルシーな肌見せアイテムを製作。このほかシャツやトップス、羽織り、グローブなど計10型を揃える。価格帯はシャツが2万円台、トップスが3万円台、パンツが3万円代〜4万円台、ジャケットが7万円台。
 菊永は、卸を中心に展示会での個人オーダーも受付け、ブランドを成長させていけたらと話しており、コレクションに対する感想などのフィードバックをデザインに発展させていくという。今後は年2回の新作発表を行っていく。
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■カオリキクナガ:インスタグラムアカウント
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