ローマが元イタリア代表MFダニエレ・デ・ロッシが今シーズン限りでクラブを退団することを、14日にクラブ公式サイトで発表した。
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現在35歳のデ・ロッシは、2000年にローマの下部組織に加入し、2002−03にトップチームに昇格してからローマ一筋で過ごした。公式戦615試合に出場し、元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティ氏とともに、長らくローマの顔として君臨していたが、今夏に退団することを決意した模様だ。
そのため、26日に行われるセリエA最終節のパルマ・カルチョとのホームゲームがローマでの最後の試合になる。
クラブ代表のジェームズ・パロッタ氏は「デビューからキャプテンを引き継ぐまでに、彼はヨーロッパで最高のミッドフィルダーとしての地位を確立した」とデ・ロッシを称賛。また、「彼がパルマ戦を最後にジャッロロッソのユニフォームを脱いだとき、私たちは皆、涙するだろう。だが、彼のキャリアを続行したいという願いを尊重する。それがローマから離れたとしてもだ」と、選手本人の意志を尊重して決断を受け入れたことを明かした。
また、「ダニエレが望むならば、いつでも新しい役割で彼を再びクラブに迎え入れることを約束する」と、同選手が将来的にクラブ幹部として復帰することを歓迎している。
デ・ロッシは現地時間14日に記者会見を行う予定となっている。