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人気の2in1 PC「Surface Pro 6」を試して分かった驚き

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2019年05月16日 14:22  ITmedia PC USER

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ITmedia PC USER

写真2in1 PCの代名詞となった「Surface Pro 6」
2in1 PCの代名詞となった「Surface Pro 6」

 前回の記事では、Surfaceシリーズの中で異色のクラムシェル型モバイルPC「Surface Laptop 2」を取り上げた。逆に、「みんなが知っているSurface」というと、「背面にキックスタンドを設けたタブレットとカバー兼用キーボードの組み合わせ」になる。



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 その伝統的なSurfaceスタイルを備えた現在のラインアップが「Surface Pro」と「Surface Go」だ。Surface Proは処理能力を重視したCoreプロセッサと“通常”のWindows 10との組み合わせで、Surface Goは省電力を重視したPentiumプロセッサと“軽量級”Windows(工場出荷状態でSモード)の組み合わせ。この2系列構成はSurface登場から継続している。



●王道のSurfaceとなる2in1の「Surface Pro 6」



 その「処理能力も高うおまっせ」というSurface Proに「いやこれタブレットとしてはデカいし重いし、カバー兼用キーボードなんて、きっとこれまでの同類と同じようにペナペナできっと使い物にならないはず」と“使いもせず”に冷淡な態度を取っていたけれど、あれよあれよと、ビジネスユーザーや学生ユーザーが増えていき、それまでなかなか主流になれなかった「2in1 PC」のカテゴリーを確立して、その筆頭モデルとなったのは、前回の記事で紹介した通りだ。



 で、今回初めて最新世代のSurface Pro 6を使ってみると(今まで使ったことなかったんかーい)、一番の懸案だったタイプカバー(ディスプレイカバー兼用キーボード)の使い勝手が“意外”とよろしいことにまず驚いた。カバー兼用ということでどうしてもキーボードユニットを薄くせざるを得ず、それ故に、タブレット用として販売している多くの同種製品はタイプするとヘナヘナとたわんで安心して使えない、と当初は思っていた。



 しかし、Surface用のタイプカバーは内部に強度を持ったパネルを仕込んであるため、タイプしてもほとんどたわむことなく、押し込んだ力もしっかりと受け止めてくれる。これだけでも快適に使えるのに、低価格の軽量小型キーボードにありがちなキートップのぐらつきもなく、キーを押し込むと静かに「スッ」と下がっていく。



 この感触は、クラムシェル型の薄型軽量モバイルノートPCを含めた競合他社製品群と比較しても優れている、と主張したい。ついでながら、キーピッチを確保してキータイプを重視しましたと訴求するケースが少なからずあるが、キーボードの使いやすさはキーピッチだけで決まるものではない。



●ベンチマークテストの結果は良好



 Surface Proの2018年登場モデルということもあって、CPUは第8世代のCoreプロセッサシリーズを採用する。上位構成では4コア8スレッドのCore i7-8650U(1.9GHz〜4.2GHz)を搭載し、システムメモリも上位構成では16GB、下位構成でも8GBを用意している。今回評価した機材はCPUがCore i7-8650U、メモリは16GB、ストレージは512GBのSSDという税込24万2784円の構成だったこともあって処理能力に不足はなく、Adobe Illustratorも動作速度としては不満を感じない程だった。



 参考までに、ベンチマークテストで測定したスコアは下記の通りで、前回評価したCore i5-8250U(4コア8スレッド、1.6GHz〜3.4GHz)搭載のSurface Laptop 2を超える値をたたき出していたりする。



 Surface Laptop 2を超える好結果を記録したが、ほぼキーボードと一緒に持ち歩くので、重量は本体の約792gとタイプカバーの約310gの合計で約1.1kgとなる。約1.2kg台のSurface Laptop 2に近く、これはもうクラムシェルでもいいんじゃないのと思ってしまうが、やはりタブレットとしてもクラムシェルとしても使える柔軟性を重視したいということなのだろう(とはいえ、さすがに800g近い本体を片手で持ち、タブレットのように使い続けるのは難しいと思うぞ)。



 なお、ディスプレイサイズが12.3型(2736×1824ピクセル)で本体サイズも292(幅)×201(奥行き)mmとSurface Laptop 2より一回りコンパクトになるので、例えば街中のカフェにある小さな丸テーブルなどでカップとSurface Pro 6は十分共存できる。



 ならば新幹線のテーブルでも大丈夫じゃない、っと思ったところ、「シートに座ったユーザーが自然な姿勢でディスプレイを見ることができる」ように背面のキックスタンドを開くとテーブルからはみ出してしまうので注意が必要だ。



 また、「キーボードに折り目をつけたことで膝の上でもSurface Proは安定して使えるようになった」とMicrosoftはアピールしていて、レビュー記事でも実際に使った上での報告が上がっているが、私が数度となく膝の上で使ってみた限りでは「タイプできなくはないが、その使い勝手は著しく悪い」という評価にならざるを得なかった。



 やはり、このあたりはSurface Laptop 2などのクラムシェル型PCのような使い勝手を求めるのは酷なようだ。今回はSurface Pro 6のベーシックな部分を見てきたが、次回は液晶回りを含め、もう少し踏み込んだ部分を見ていく。


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