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Surface Pro 6で暗い影を落とした夫婦関係を修復する方法

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2019年05月17日 07:12  ITmedia PC USER

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ITmedia PC USER

写真2in1 PCの代表格である日本マイクロソフトの「Surface Pro 6」
2in1 PCの代表格である日本マイクロソフトの「Surface Pro 6」

 前回の記事で紹介したように、日本マイクロソフトの2in1 PC「Surface Pro」シリーズは、ビジネスユーザーや学生ユーザーを中心に広まっていった。



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 ビジネスユーザーでは、個人が自分で判断して購入したケースもあれば、法人がスタッフ用端末として一括導入するケースも多かった。実を言うと、私の家人もSurface Proユーザーだったりするが、それも勤めている会社が導入してスタッフに支給したものだ。



筆者:んで、使ってみてどうなの



家人:んー、とにもかくにも画面が小さくて不便



 あー、なるほど。画面が小さいとは私も使ってみてそう思った。Surface Pro 6のディスプレイサイズは12.3型とモバイルノートPCとしてはやや小さいが、それでも10.4型や11型と比べたらでかい。そして、画面の解像度は2736×1824ピクセルとモバイルノートPCとしてはやたらに高い。



 「え、そうなの? 全然そうは思えないんですけど」とは家人の言葉だが、その気持ちは分からないでもない。Surface Pro 6のディスプレイ設定の表示スケールは、工場出荷設定で推奨の「200%」になっている。この状態で使用した場合、例えばテキストエディタの「秀丸」でツールバーを上に表示し、ステータスバーを表示する設定でフォントを標準のMSゴシック12ポイント表示にしていると、表示できるのは60行までになる。



 また、ChromeでPC USERのWebページを閲覧した場合、「TOP STORIES」の1段目タイトル1行目まで表示する。解像度が1920×1200ピクセルで表示スケールが100%設定のとき、同じ条件で秀丸が68行表示でき、PC USERのWebページでTOP STORIESで2段目のタイトル2行目まで表示可能なのと比べると、一覧できる情報量としては2736×1824ピクセルという解像度のメリットを享受できていない。



 ただ、267ppiという高密度表示ができるおかげで、フォントが見やすい。実際問題として、表示スケールを150%にしても視認性としてはさほど問題はない。この状態なら秀丸は86行まで表示可能だ。



 といった技を家人に伝授してみたが、「でもやっぱり、文字が小さくなるのは、いや」という。フォントサイズと表示できる情報量のトレードオフで、家人はフォントサイズを優先するらしい。なお、ここで「さてはあなた老眼進んでいるのね」なんて指摘してはならない。家人の選択に逆らわないのが長生きの秘けつだ。



●Surface Proユーザーの悩みを解消するには



 となると「狭い画面でも使い勝手を改善する」しかない。家人に「狭い画面で何が不便か」とたずねると「とにかくスクロールが面倒で」という。画面が狭いからスクロール作業が多発する。しかし、Surface Pro 6の処理能力をもってしてもWordやExcelで開いたファイルのスクロールは遅い。なので、PageUpやPageDownキーを使いたいところ……なのだが、なぜかタイプカバーというか、SurfaceシリーズのキーボードではPageUp、PageDownキーが最上段右寄りに並んでいる。これが家人にとって気にいらないらしい。



家人:まずはカーソルキーでスクロールするじゃない



筆者:はいはい



家人:で、遅いからPageDownしようと思うじゃない



筆者:まー、そうですね



家人:すると、手をぐいーっと動かさないといけないじゃない



筆者:なるほどなるほど



家人:何なのアレ



 最初からPageDownすればいいんじゃね、なんて口にしてはならない。実際、私もそう思うことが多々あったのは事実だし、クリックボタンが分離していないタッチパッドでホイール操作も難しい。さてどうやって家人の怒りを鎮めようか。



編集T:ちょっ、ちょっと待った〜



筆者:何、その公共放送の動物番組に出てくるヒ○じ○のような割込みは



編集T:Surface Pro 6はタッチパネルを備えているから、画面を指でフリップすればスクロールも楽でしょうに



 あー、それね。確かにタッチパネルディスプレイのノートPCを使っていると、ディスプレイを直接触って操作するようになるのは、実は私も体験済み。で、家人にそのあたりも聞いてみると、



・画面に触れて操作するのは、なんか慣れない



・画面を触れるにはPageUpやPageDownキーより手の動きが多くなって面倒



・画面をタッチすると本体が倒れそうになってイヤ



 そして何より、「前に画面をタッチして操作していたら、変なところ触っちゃって大変だったのよっ、それでも画面触れっていうの! ああん?」



 ほらー、機嫌を損ねちゃったじゃないですか。編集Tさん、どうにかしてよ。



編集T:いや、家族のケンカに他人の私はノータッチ、なんちゃってー



 退場の仕方も○ゲ○いそっくりだ……。



●「Surface Dial」という便利ツールがあるではないか



 という経緯を経て、今さらながら思い出したのが「Surface Dial」だ。オーディオアンプからボリュームの部分だけを取り外してきたような、見ただけでは何に使うかよく分からないSurfaceシリーズの周辺機器だが、MicrosoftではSurface DialとSurface ペン、そしてクリエーター向けモデルと位置付けているSurface Studioを組み合わせて、制作作業の効率化を図るアクセサリーとして訴求している。



 Surface Dialは、「右回し」「左回し」「押し込み」の操作それぞれにWindowsのフォームごと、もしくは、アプリケーションごとにショートカットキーを割り当てることができるBluetooth接続の周辺機器だ。



 そういう意味では、マウスのホイールだけを取り出して入力デバイスにしたともいえる。BluetoothでSurface Pro 6とペアリングすると、Windows 10 Homeの設定ツールのデバイスメニューに「ホイール」タグが追加される。このホイールタグからSurface Dialに割り当てるショートカットキーを指定可能だ。



 既に初期設定で「(画面の)明るさ」「ボリューム」「やり直し」「スクロール」などが設定されている他、後から追加できるアプリケーションごとの設定も、最初から「Ctrl」+「Tab」といったタブコントロールのショートカットキーを割り当てている。



 それゆえに、Surface Studioではなくても、いやむしろ、Surface Pro 6やSurface Goといったディスプレイやキーボードに制約があるデバイスでこそ、Surface Dialをキーボードのかたわらに設置して(Surface Studioのようにディスプレイにくっつけて使うと画面が倒れてしまうので)、スムーズなスクロールやタブ遷移に活用したい。カーソルキーやPageUp、PageDownでスクロールやページ送りをするよりもはるかにスムーズに、そして快適になる。



筆者:Surface Dial、使ってみていかがですか



家人:あー、確かに楽だわ



 かくして家人の怒りは静まった。しかし、あえて伏せていることがある。Surface Dial、ふたを開けて電池を入れて起動したら最後、電源は入りっぱなしになる。もちろん、使っていないときはスリープ状態になるが、完全に電源を切るには電池を外すしかない。



 ということは、Surface Pro 6と一緒にSurface Dialを持ち歩いて何かの拍子にSurface Dialが動いてしまうと、知らないうちにSurface Pro 6も起動して予期しない操作を受け付けてしまう。これはかなり危険な状態。事故を避けるには持ち出すたびにBluetoothをオフにしてペアリングを解除し、使うときにまたBluetoothをオンにするのを忘れないようにしたい。



家人:えー、面倒だから私いいわ



筆者:だ、Da、Dialさんの立場は……



 気を取り直して、次回はSurface Goの一風変わった使い方を見ていこう。


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