【モンハンワールド】大型DLC「アイスボーン」ついに登場 待望の寒冷地マップを制覇せよ

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2019年05月18日 09:21  リアルサウンド

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 『モンスターハンター:ワールド』(モンハンワールド)のリリース当初から予定されていた過去作の “G級” 相当の難易度を追加する大型DLC「アイスボーン」の情報が、ついに解禁された。本コンテンツは、モンハンワールド本編のエンディング後の物語とされている。まだクリアしていない人はぜひクリアして、挑んでほしい。本稿では、そんな期待値高まる「アイスボーン」について現在わかっている情報を中心にお伝えしていこうと思う。


(参考:2019年の『モンハンワールド 』はさらに進化? 昨年の振り返り&開催予定イベントを総ざらい


■寒冷地マップ「渡りの凍て地」が追加
 モンハンワールドの主なマップは、「古代樹の森」「大蟻塚の荒地」「陸珊瑚の台地」「瘴気の谷」「龍結晶の地」の5つ。過去のモンハンシリーズでは、寒冷地マップが度々登場していたが、モンハンワールドでは登場していなかった。


 村自体が寒い地域にある『モンスターハンター ポータブル2nd』『モンスターハンター ポータブル2nd G』からモンハンシリーズをプレイし始めた筆者にとっては懐かしさすら感じる。歴代モンハンシリーズをプレイしてきたハンターたちにとっても待望の新マップだろう。


 寒冷地というだけあって、雪がかなり積もっており、ホットドリンクを飲まなければ寒さでスタミナの上限値の減少が早くなってしまう。クーラードリンクを飲まなければ体力が減っていく火山地域に比べると、まだ優しいデバフだが、スタミナの消費が激しい双剣やガード可能武器を使っているハンターにとっては要注意となるだろう。


■新モンスターの追加
 待望の新モンスターも追加されることも発表された。現在、公式から発表されているのは、冰龍「イヴェルカーナ」、 猛牛竜「バフバロ」、 凍魚竜「ブラントドス」、迅竜「ナルガクルガ」の4体だ。イヴェルカーナ、バフバロ、ブラントドスはモンハンシリーズ初登場のモンスターだ。攻撃方法、素材で生産できる新たな防具などに期待が高まる。


 ナルガクルガは『モンスターハンター ポータブル2nd G』のパッケージモンスターにもなっており、古参ハンターにはお馴染みだ。PVでは、古代樹の森でリオレイア亜種と戦っている様子が見られるので、新マップ「渡りの凍て地」以外のマップでもモンスターが追加される可能性があるかもしれない。


 過去のモンハンシリーズで出てきたモンスターがモンハンワールドに実装される可能性もあるので、古参ハンターも楽しめる大型アップデートとなりそうだ。


■G級相当のクエスト難易度「マスターランク」が登場
 アイスボーンでは過去作の“G級”に相当するクエスト難易度「マスターランク」が追加される。モンハンワールドで現状最強とされるのは、これまでは暦王個体のモンスターたちだったが、さらに上の階級が登場。これに合わせて、高難易度のクエストが登場することも期待できる。


 歴戦個体、歴戦王個体のマスターランクバージョンが登場する可能性もあるので、物足りなさを感じていた腕利きハンターには朗報かもしれない。


■スリンガーの大幅強化、新たな戦術が生まれるか?
 またアイスボーンでは、スリンガーに大幅な強化が施される予定だ。モンスターにスリンガーを発射してしがみつく「クラッチクロー」、しがみついた状態からはモンスターの頭部にスリンガーの弾を全弾発射する「ぶっ飛ばし」と、武器による追加攻撃が可能だ。


 さらに、すべての武器種で抜刀中にスリンガーの使用が可能となる。今までは片手剣の特権だった抜刀中のスリンガー使用が全武器種となると、片手剣が相対的に弱体化したとも言えそうだ。


 さらに、大剣や双剣などの特定武器種を装備中は、通常のスリンガーよりも射程は劣るがその分威力を高めた「強化撃ち」が可能とのことだ。威力が高まったことでひるみを取りやすく、モーションが大振りな大剣などの重量級武器との相性は良い。


■モンハンワールド 本編を持っている人
 本編をすでに持っている人は大型DLC「アイスボーン」のみを購入すれば、追加コンテンツを楽しむことができる。PS4本体を使ってPlayStation Storeからアイスボーンを購入すればOKだ。アイスボーン単体での価格は、通常版が4,444円(税抜き)、デジタルデラックス版が5,370円(税抜き)、コレクターズパッケージ版が14,444円(税抜き)だ。エディションごとに付属している特典が異なるので、その内容から選ぶと良いだろう。


 ちなみに、アイスボーンのゲーム内容はどのエディションでも変わらない。コレクターズパッケージ版はイヴェルカーナのフィギュアやサウンドトラック、アートブックなどが付属している豪華版だ。モンハンファンなら是非とも手に入れたいところだろう。アイスボーン単体での最安価格は通常版の4,444円(税込だと4,799円)〜となっている。


■これからモンハンワールドを始める人
 モンハンワールド 本編をまだ持っていない人は、アイスボーンとのセットがおすすめだ。単体で買うよりもお得に購入でき、もちろんアイスボーンの特典も受け取ることができる。アイスボーン単体とは異なりパッケージ版も用意されているので、好きな方を購入すると良いだろう。


 本編とアイスボーンのセットの価格は、パッケージ版が6,990円(税抜き)、ダウンロード版が6,472円(税抜き)、デジタルデラックス版が7,398円(税抜き)、コレクターズパッケージ版が16,900円(税抜き)だ。アイスボーン単体と同じく、エディションは特典で分けられているので、その内容から選ぶと良いだろう。本編とアイスボーンのセットでの最安価格はダウンロード版の6,472円(税込だと6,989円)〜となっている。


■轟竜 ティガレックスが登場との噂も
 アイスボーンのPVの最後の発売日が表示された時に、モンスターの鳴き声が聞こえる。上の動画の3分10秒あたりから見ればわかるはずだ。ティガレックスの鳴き声がわからないという人は、カプコン公式アカウントがYouTubeにアップしている「モンスターハンター10周年記念のオープニング&プロモーションムービー集」を見てほしい。


 モンスターハンターポータブル2ndのオープニングムービーにティガレックスが登場する。29分あたりから見れば鳴き声がわかるはずだ。ネット上ではこの鳴き声がティガレックスの鳴き声に聞こえるため、「ティガレックスが追加されるのでは?」と噂されている。


 ティガレックスはモンスターハンター ポータブル2ndで初登場し、序盤のクエストで対峙することとなる。そのクエストでは、ティガレックスを討伐する必要はないものの、ティガレックスから逃げつつポポノタンを集めるのに苦労した人も多いだろう。人によってはトラウマになったかもしれない、轟竜「ティガレックス」がモンハンワールドに登場するとなれば、古参ハンターにとっては嬉しい限りだ。


■個人的にはフルフルを登場させてほしい
 これは筆者の個人的な願望だが、フルフルを登場させてほしい。『モンスターハンター ポータブル2nd G』からモンハンシリーズをプレイし始めた筆者にとっては、雪山といえばフルフルのイメージが強い。「フルフルは目がなく、嗅覚のみで状況を把握している」という設定のため、戦闘中であっても戦闘曲は流れず、モンスターに背を向けて回避することで無敵時間が長くなる回避方法「緊急回避」を使うことができない。


 雪山の環境音の中でフルフルと戦うのが当時は少し怖かったのを今でも覚えている。そんな怖い思い出のフルフルだが、その素材で作れる装備が強力だったので、討伐せざるを得なかったのも覚えている。思い出補正も大きいとは思うが、それでも筆者の中では雪山にはあいつがいなければいけない気がするので、是非とも登場してほしいところだ。


■モンハンワールドの重要な分かれ目
 筆者はアイスボーンが「モンハンワールドの大きな分かれ目」だと考えている。モンハンワールドは「基本アップデート無料」として1年半近くアップデート続けてきた。過去のモンハンシリーズに比べるとアップデートの回数はかなり多いが、無料でのアップデートはユーザーにはプラスでも、モンハンの開発チームには負担となるだろう。ソフト自体の新たな売上がそれほど見込めず、開発費が増えていくからだ。


 過去のモンハンシリーズは約1年程度で新作が出るペースだったが、モンハンワールドの後継作は出ていない。これはDLCによる大型アップデートを想定してのことだ。大型DLC第1弾であるアイスボーンが売れるかが、モンハンワールドの今後を決めると言っても過言ではないだろう。今までは、新作の開発に使っていた時間や費用をモンハンワールドに多く注ぎ込んでいることは間違いない。


 アイスボーン自体の完成度に心配はないが、すでにプレイ中のユーザーのどれだけがアイスボーンを購入するか、新規ユーザーをどれだけ獲得できるかが鍵となるだろう。筆者は”モンハンファンの1人”としてアイスボーンを楽しむという形で、今後もモンハンを応援していきたいと思っている。みなさんも高い完成度が予想されるアイスボーンの購入を検討してはいかがだろうか?


(tomokin)


このニュースに関するつぶやき

  • ティガのいるいないは購入に関わるので早く確定だけさせて欲しいね。
    • イイネ!1
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