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ドコモの新料金プランは「親に言いにくい」 その理由は?

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2019年05月19日 06:32  ITmedia Mobile

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写真6月1日から提供開始となる「ギガホ」と「ギガライト」
6月1日から提供開始となる「ギガホ」と「ギガライト」

 NTTドコモが新料金プランが新料金プラン「ギガホ」と「ギガライト」を発表しました。



【その他の画像】



 とりあえず筆者が現在契約している「ウルトラシェアパック50」(月額1万6000円)+基本プランから新プランに移行した場合どうなるかシミュレーションしてみた所、料金は安くなりそうなのですが、予想外に「親に言いにくい」という結論に……。



 一体、どういうことなのか、シミュレーションを示しつつ説明していきます。



(記事中の価格は税別)



●さっそくシミュレーション



 筆者は現在、ウルトラシェアパック50を計4人でシェアしています。要するにシェアグループ内に4回線あることになります。



 基本プラン(音声通話プラン)は代表回線が「カケホーダイライトプラン(スマホ/タブ)」、子回線Aが「シンプルプラン(スマホ)」、子回線Bと子回線Cが「カケホーダイプラン(スマホ/タブ)」を契約しています。いずれも定期契約(2年契約)をしています。代表回線は契約15年超で、それにひも付く「ドコモ光」も契約中です。



 この状態で「月々サポート」「端末購入サポート」「docomo with」を考慮しないで、適用できる割り引きや還元プログラムを加味した料金を出してみます。



 すると、4回線の合計月額料金は2万1420円(ポイント還元を考慮しない場合は2万3580円)となりました。



 続いて、現状において各回線に適用中の割り引きを棚卸しします。



 代表回線と子回線Aには端末購入サポートが適用されています。このプログラムは端末代金を直接割り引くものではありますが、最低利用期間に合わせて便宜上12等分して料金割引と見立てて計算すると、1カ月当たり代表回線では3900円、子回線Aには5350円の割り引きが適用されることになります。



 子回線Bでは「docomo with」が適用されているため月額1500円の割り引きを受けられます。子回線Cは月々サポートで、月額2300円の割り引きを受けられます。



 1カ月当たりの割り引き額は合計で1万3050円。先述の4回線の合計月額料金からそれを差し引くと、毎月の支払いは8370円(ポイント還元を考慮しない場合は1万530円)ということになります。



 さて、新プランにするとどうなるのでしょうか……? 試算してみます。



 現状の使い方を踏まえ、代表回線は「ギガホ」、子回線は「ギガライト」のステップ1(1GBまで)の料金で計算します。また旧プランに応じた通話オプションも付けてみます。



 結果、4回線の合計月額料金は1万4320円に。



 旧料金プランと比べると、購入補助系統の割り引きを適用しない場合は7100円引き(ポイント還元を考慮しない場合は4940円引き)、適用する場合は5950円の値上げ(ポイント還元を考慮しない場合は3790円の値上げ)となりました。



 つまり、端末購入に伴う割り引きを考慮しなければ「値下げ」になる一方、端末購入に伴う割り引きを考慮すると「値上げ」になる、ということです。



 もっとも、docomo with以外の端末購入に伴う割り引きは一時的なもの。いつかは切れてしまいます。月額料金だけを考えると、端末購入に伴う割り引きが適用されなくなるタイミングで新料金プランへ移行するのが良さそうという結果となります。



●新料金プランへの移行を阻む“壁”



 シミュレーション上は月額料金が下がることが分かった新プランへの移行。しかし、筆者の家庭では「すぐに新プランへ行くぞ!」とは行きません。



 理由は大きく2つあります。



 1つは、代表回線と子回線Aに端末購入サポートが適用されていること。端末購入サポートを適用した回線では、その終了前に新プランに移行すると変更すると解除料(違約金)が発生してしまうのです。



 解除料は割引額の半額。筆者の場合、代表回線では2万3400円、子回線Aでは3万2100円の解除料がかかります。適用終了が2020年3月末なので、少なくとも4月までは新プランに行けないのです……。



 厳密には終了を待たずとも移行はできますが、先述の解除料を払わないといけないので、安くするつもりが高く付くという本末転倒な結果になってしまいます……。



 もう1つが、新プランでは子回線利用者の負担額が増える可能性があることです。



 筆者の場合、子回線Bと子回線Cは同居していない親が契約しています。新プランへの移行を2020年4月にすると仮定すると、新プランの注意事項などを説明する時間的余裕は十分に。恐らくですが、注意事項“自体”は理解してもらえると思います。



 問題はそこではありません。新プランへの移行によって、親(子回線利用者)の金銭的負担が増える可能性があるのです。



 現在、ウルトラシェアパック50の月額料金は全額筆者が負担しています。「シェアパック分割請求オプション」を使えば回線数で料金を等分することで子回線に一部負担してもらうこともできますが、シェアグループを組んだ当時はこの仕組みがなく、親に「データ通信料金を一部負担してね」と言うわけにも行かず、そのままにしていました。



 しかし、この仕組みのない新プランではそうは行きません。筆者の家族の場合、支払い総額は減り、代表回線の負担も減る一方、親の出費は増えてしまうのです。



 代表回線契約者がシェアパックの料金を全額負担している場合は、子回線の契約者に新プランへの移行で負担が増えることを承知してもらわないといけないことは念頭に置かないといけません。



 「親(子回線契約者)を説得しないといけない」……と言うと、やや大げさかもしれませんが、「ケータイ代が4割下がる」という一点に世間の期待が集中してしまったことを踏まえると、新料金プランへの移行に伴う説明は、やはり少し骨が折れそうです。


このニュースに関するつぶやき

  • 複雑で必ずしも安くなる訳ではなく、むしろ高くなるケースもあるからでしょうね。docomo withを使っていて旧プランの方が安かったり、あと家族でシェアパックを組んでいる場合だと、高くなるか安くなるかが分かりにくいらしいし。
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  • 複雑で必ずしも安くなる訳ではなく、むしろ高くなるケースもあるからでしょうね。docomo withを使っていて旧プランの方が安かったり、あと家族でシェアパックを組んでいる場合だと、高くなるか安くなるかが分かりにくいらしいし。
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