JR西日本・タイムズなど新事業、駅からカーシェア利用で特典を付与

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2019年05月19日 21:31  マイナビニュース

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京都府とJR西日本、タイムズ24は6月3日から「観光周遊カーシェアリング事業」を開始する。鉄道利用と駅からのカーシェアリングを組み合わせることで、駅から観光施設までの移動手段を充実させ、エリア内の周遊を促進するねらいがある。

京都府南部の宇治駅周辺にある4つのカーシェアリングステーションでサービスを開始。宇治駅までJR線を利用し、自動改札機を「ICOCA」で出場した人が対象ステーションでカーシェアを利用する場合、ベーシッククラス車両15分間の利用料金に相当する206円が割り引かれる。使用する車両に「ICOCA」を登録すると、「ICOCA」でドアロックの解除が可能になる。

対象の観光施設を目的地に設定した後、カーシェアでその施設を訪れ、30分以上駐車すると、タイムズカーシェアで次回以降に利用できる電子優待券「30分カーシェアeチケット」を付与する「ドライブチェックインサービス」も開始する。チケットは412円相当で、ベーシッククラス車両なら30分間利用できる。サービス開始時点の対象施設は、平等院、萬福寺、宗円 交遊庵やんたんの3カ所となる。

今後は京都府南部「お茶の京都エリア」内において、木津駅、加茂駅、玉水駅など他の駅周辺のカーシェアリングステーションにもサービスを拡大するほか、ドライブチェックインサービスの対象施設を順次追加する計画としている。(佐々木康弘)
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