ホーム > mixiニュース > コラム > もうウンザリ!“自分ルール”を押しつけてくるアホへの対処法

もうウンザリ!“自分ルール”を押しつけてくるアホへの対処法

48

2019年05月20日 17:00  AERA dot.

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

AERA dot.

写真原案の田村耕太郎さん(左)と脚本の吹原幸太さん
原案の田村耕太郎さん(左)と脚本の吹原幸太さん
 理不尽な存在との付き合い方を描いた『頭に来てもアホとは戦うな!』がシリーズ75万部を突破した。悩める人々を救ってきたこのベストセラーが、知念侑李(Hey! Say! JUMP)主演でドラマ化され、好評放送中だ。

 ドラマ化を記念して、原案者の田村耕太郎と、脚本を担当する吹原幸太が、放送に先駆け、各回のエピソードに登場するアホの特徴や、かわし方について議論する。今回は「自分ルールを押しつけてくるアホ」について。

■サウナを見て感じる多様性を認めることの大切さ

吹原:第5話に登場するアホは「自分ルールアホ」です。なりゆきでサウナに通うことになった小太郎が、そこを取り仕切るボスのような存在に翻弄されます。サウナには独特のルールがあって、大奥のようなところでした。暗黙の指定席があったり、熱風を送る熱波師にコール&レスポンスをしたり(笑)。仲間うちで楽しむにはいいと思うのですが、なかには、そんな自分ルールを押しつけてくるアホもいるんです。

田村:印象ですが、自分の基準でコントロールしようとしてくる人間は、日本に多いと思います。私が住んでいるシンガポールは、ダイバーシティに富んだ都市です。言語、人種、宗教、文化が入り交じっているため、みんなが自分のマイルールで生きています。それだけに、他人にマイルールを押しつけることはタブーとされています。

吹原:すべてがアンタッチャブルなわけですね。

田村:例えば、娘の誕生日パーティーを開こうとしても、アレルギーはもちろん、宗教のタブーにも気にしなければいけません。

吹原:それは大変ですね(笑)。

田村:そういう世界にいると、人を強制的にコントロールしようとするのは不可能だなと感じるんです。一方、日本はほぼ同じ人種で、みんなが空気を読み合って、同調圧力をかけやすいので、自分ルールを押しつけやすい環境にあるといえます。

吹原:そういうことですか。

田村:シンガポールをはじめとする海外では、個人の差異を尊重しなければなりません。そうでなければ、最悪の場合には裁判や刃傷沙汰にまで発展します。翻って、移民を広く受け入れようとする日本でも、多様性を認めることが大事になるでしょう。それが「自分ルールアホ」の脚本を見て、私が感じたことです。

吹原;ドラマの内容は、かなりばかばかしいのですが、そこまで深読みしていただいて恐縮です(笑)。

■時には声を上げよう、お天道様は見ていない

田村:日本では、自分ルールを押しつけられることがあります。そんなとき、吹原さんは、どう対応していますか。

吹原:仕事上のケースなら、ある程度は許容しています。この連載でも何度か言っていますが、僕は仕事のパフォーマンスにもっとも価値を置いているんです。だから、ルールを押しつけることで相手が気持ちよく作業にあたってくれるのなら、むしろ歓迎です。

田村:私もそうでした。でも、最近はルールを押しつけられる前に、声を上げようとしています。

吹原:それはなぜですか。

田村:自分ルールとは少し異なるのですが、シンガポールで仕事をするようになってから、仕事を進めるなかで、私にとって不利な条件を理不尽に取り決められることたありました。そのとき、私は「誰かが、この不条理を見とがめてくれるだろう」と考えたんです。ところが、仕事仲間に「耕太郎は、もっと主張しなければいけない。スピークアップしないと、君の意見や功績は無になる」と忠告されてハッとしました。

吹原:なるほど。

田村:もし、日本にいたら、その場では言わずに、後から根回しをして音便に対処をする道を選ぶと思います。なぜなら、意見の対立が個人的な好き嫌いの感情に結びつくことが多いからです。

吹原:よくないことだとは思いますが、とてもわかります。

田村:その場で声を上げるか、その場では受け流して、後から工作する。そのあたりは、ケースバイケースに判断する必要がありますが、声を上げる重要性を覚えておくことは損ではありません。

■相手に何かを伝えるコツは好奇心をくすぐること

吹原:自分ルールを押しつけられるのは、立場的に弱い時が多いですよね。

田村:そういえば、選挙戦にまつわるエピソードを思い出しました。ある人が選挙区にある地域の会合に出席した際、盃の回し飲みを提案されたそうです。受け取って、中を覗いてみると、何か不思議な物体が浮いていたそうで……。

吹原:それはイヤですね!

田村:結局、その人は呑んだ振りをしたり、わざとこぼしたりして切り抜けたそうです(笑)。それを聞いて、受け入れたフリを受け流すのも一つの手だなと感じました。

吹原:断ったら、激昂されるパターンですもんね。損して得とれではないですが、完全拒否ではなく、うまくかわす方法を模索したいものです。
僕は、自分に自己暗示をかけることをよくします。相手の言うことを聞いたら絶対に楽しいはずと言い聞かせるんです(笑)。そうすると、不思議と気が楽になります。

田村:それはありますね。かつての私は、飲み会をあまり好きではありませんでした。ところが、シンガポールに移り住んでその機会が減ると、逆に好奇心から、飲み会に参加するのが苦ではなくなりましたから。

吹原:その考えでいくと、自分ルールを押しつけて相手に敬遠される人は、伝え方が下手なんでしょうね。自分のフィールドに強引に引っ張るのではなく、楽しさをプレゼンして相手に興味を持ってもらえるようにすればいいのにと思います。

田村:おっしゃるとおり。相手のルールを受け入れたら、自分に何か得があるかも。そう思わせる伝え方というのは非常に大事ですね。

【おすすめ記事】職場の“アホ”の見分け方 潜在的アホと要注意アホの違いとは?


このニュースに関するつぶやき

  • 「自分ルール様」とやらが「普通の常識」とかけ離れてる場合…ホント厄介→感心されるでもなく、一目置かれるでもなく、明らかに悪目立ちで浮いてるんだけ、なんだよね…。
    • イイネ!0
    • コメント 0件
  • っていうか、日本人はそういう「自分ルール」を押し付けてくるどっかの国の人たちとずっと対峙してると思うんですけどw
    • イイネ!34
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(32件)

あなたにおすすめ

前日のランキングへ

ニュース設定