メタルパーツのバッグで人気、「ソフィーヒュルム」がデザイナーの闘病によりブランド終了へ

バッグブランド「ソフィーヒュルム（Sophie Hulme）」が、デザイナーのソフィー・ヒュルム（Sophie Hulme）の健康上の理由により2019年ウィンターコレクションをもってブランドの展開を終了すると発表した。

　ヒュルムは2007年にロンドンのキングストン大学を卒業。卒業制作がベストコレクションに選ばれたことをきっかけに自身のブランドを立ち上げた。メタルパーツを大胆にあしらったレザーバッグを展開している。
　インスタグラムの投稿によると、ヒュルムは睡眠障害のひとつであるクライン・レビン症候群（Kleine-Levin Syndrome）と、遺伝性疾患のエーラス・ダンロス症候群（Ehlers-Danlos Syndrome）を長年患っており、継続が困難だと判断。今月発表した2019年プレフォールコレクションとラストコレクションには特別なシリアルナンバーをあしらい、各コレクションの売上10％を同様の病を患う人たちをサポートする団体に寄付するという。ヒュルムは「これまで協力してくれたブランドチームのみんなに特に感謝したい」とコメントしている。
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