国際宝飾窃盗団ピンクパンサーに強奪されたダイヤモンドコレクション「シューペルブ」を復刻、時価総額は12億円

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2019年05月21日 20:22  Fashionsnap.com

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復刻したコレクション「シューペルブ」のアイテム3点 Image by: エクセルコ ダイヤモンド
「エクセルコ ダイヤモンド(EXELCO DIAMOND)」が、国際宝飾窃盗団「ピンクパンサー」に強奪されたダイヤモンドジュエリーコレクション「シューペルブ(Superbe)」を復刻し、2019年夏に披露する。
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 「エクセルコ ダイヤモンド」はベルギーのアントワープで創業し、約200年の歴史を持つブランド。シューペルブのティアラ、ネックレス、イヤリングは2007年にエクセルコ ダイヤモンド東京本店からピンクパンサーに強奪され、数年後にはすでにバラバラにされたことが同窃盗団の供述で明らかになっている。
 今回の復刻では、同ブランドを率いるトルコウスキー一族4代目のマーセル・トルコウスキー(Marcel Tolkowsky)氏が考案し、現在世界に流通するダイヤモンドの90%以上で使われている「アイディアルラウンドブリリアントカット」を発表してから100年周年を迎えたことを記念に企画された。シューペルブは「この上なく素晴らしい」という意味のフランス語。10年弱をかけて世界中からトップクラスのダイヤモンドを収集し、強奪された当時のものからダイヤモンドのグレードやデザインをアップグレードしたという。各アイテムで雪の結晶を表現しており、ティアラに用いたダイヤモンドの総カラット数は約90カラット、1,200ピースを超える。復刻したアイテム3点の時価総額は12億円(5月20日時点)。披露の際には2007年の事件当時、金庫に保管していたため盗まれなかった同コレクションのブローチを合わせた全4アイテムを揃える。
■エクセルコ ダイヤモンド:特設ページ
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