レアル・マドリードに所属するスペイン代表MFイスコの去就にマンチェスター・Uとマンチェスター・Cが注目しているようだ。21日にイギリス紙『ミラー』が伝えている。
今シーズンのリーガ・エスパニョーラを3位で終えたレアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督は、来シーズンに向けてチームの再構築を行っている模様だ。今シーズン16試合の出場に留まり、またそのほとんどがベンチスタートだったなど、十分な出場機会が与えられなかったイスコは、今夏の放出候補の1人として目されている。
レアル・マドリードはイスコを放出する場合、その移籍金として1億2000万ポンド(約169億円)を考えている模様で、すでにマンチェスター・Uやマンチェスター・C、パリ・サンジェルマンは同選手獲得の準備ができているようだ。また、レアル・マドリードは、マンチェスター・Uのフランス代表MFポール・ポグバやチェルシーのベルギー代表MFエデン・アザールの獲得を目指していると以前から報じられており、同選手の売却でその獲得資金を補てんすることができそうだ。
また、ジダン監督はリヨンのフランス代表MFタンギ・エンドンベレをチームの一員にしたいと考えている模様で、同選手のポジションを用意するためにイスコの放出も辞さない構えのようだ。