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中国人から見た日本人は“変態”!? 中国版「ニコ動」12億回再生された男が語る

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2019年05月22日 22:10  TOKYO FM +

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写真中国人から見た日本人は“変態”!? 中国版「ニコ動」12億回再生された男が語る
中国人から見た日本人は“変態”!? 中国版「ニコ動」12億回再生された男が語る
放送作家の高須光聖が、世の中をもっとおもしろくするためにゲストと空想し、勝手に企画を提案していくTOKYO FMの番組「空想メディア」。5月12日(日)は、動画クリエイターの山下智博さんが登場しました。


高須光聖、山下智博さん



中国の動画サイト「ビリビリ動画」で活躍する山下さん。気になる経歴や、日本と中国の価値観の違い、リアルな中国の若者カルチャーを語ってもらいました。

+++

◆「ビリビリうp主100選」

高須:「ビリビリ動画」は、日本でいうと、どういう位置づけのサイトですか?

山下:もともとは「ニコニコ動画」のファンサイトなので、文化としては日本に近いかなと。2018年にNASDAQ市場に新規上場してからは、日本好きの人だけじゃなく、中国の10代、20代が集まって、若者の流行を生み出す場所になっています。

高須:そこで動画が12億回再生されて、「ビリビリうp主100選」「ビリビリ10周年特別賞」をダブル受賞して、それも日本人初で。とんでもないことじゃない。

山下:YouTubeの数字と比べると見劣りしますけど(苦笑)、僕の視聴者はほぼ中国人なんですが、これだけ動画が観られている日本人はいないと自負してます。

◆中国に決めた理由は「日本人が嫌われているから」

高須:出身は北海道で、大阪芸術大学の芸術計画学科を卒業して、2012年9月から上海に。なぜ中国へ?

山下:芸大でアートプランニングを学んだあと、札幌市教育文化会館で4年間、芸能・芸術のイベントやワークショップの企画運営をしたんですが、触発され、僕もパフォーミングアートをやっていました。そのうち札幌に限界を感じて、2011年ごろに「20代のうちに勝負したい」と中国へ。とりあえず3年間、海外で自分のパフォーマンスを試してみたくて。

高須:中国語ができたの?

山下:いえ、全然。中国へ行った一番の理由は、日本人が嫌われているから。僕は沢則行さんを尊敬しているんですが、沢さんはチェコで人形劇をやっている方なんです。沢さんがチェコに渡った90年代は、まだアジア人に対する差別があって、「いじめられ、差別されてつらかった」と。だからこそパフォーマンスには、人間としての器の大きさを感じるんです。外からの圧力を「このやろう!」と乗り越える反骨精神が、ものづくりにつながるじゃないですか。だけど、日本にいると満たされすぎている気がしたんですよね。

高須:へぇ〜。

山下:もっと自分に負荷をかけて、何かしないと押しつぶされてしまうようなところに行ったら何が起こるんだろうと思いました。大学時代は大阪にいたので、韓国人の友だちも多いんですが、彼らはアイデンティティの問題で悩むことがあって。そういう環境の影響もあって、「なんで日本人に生まれたんだろう」って考えられる場所に行きたいと思ったんですよね。

◆日本人のイメージは「真面目」より「変態」

高須:中国では、日本人はどう思われているの?

山下:日本人のイメージは、勤勉で真面目で礼儀正しいというのは共通。でもそれ以上に、変態だと言わました(笑)。

高須:どこが?

山下:日本のアダルトビデオの変わり種が、違法ダウンロードで話題になるんですよ。自販機に女の人が入っているとか、そういう偏ったイメージ。あとは発想力。日本のバラエティの「なんだこれは?」というものとか。やはり企画力は日本が優れていると思います。

高須:それは肌で感じるの?

山下:めちゃめちゃ感じます。日本人は、おもしろいヤツがクラスの人気者になれるけど、中国は経済成長がすごい国なので、お金を稼げる人のほうがかっこいい。今はインターネットでアホなことをし始める人も増えましたが、お笑いとビジネスの価値が真逆なんですね。だから僕は、動画でおもしろいことをやろうと。板尾創路さんが出ていた映画「空気人形」のように、人形を恋人にして同棲し、刺激を得るために中国のコスプレイベントに彼女を連れて行ったんです。すると、その様子を撮影した動画が、一瞬のうちに20万回くらい再生された。日本から本物の変態がきたと話題になったんです。

高須:へぇ〜!

山下:それを逆手にとって、“上品な変態”を文化的なアプローチとして徹底的にやれば、賞賛されるんじゃないかと。初めて顔出ししたら、日本人ということで、中国人がわーっと寄ってきたんです。でも「ビリビリ動画」以外ではボロクソ叩かれる。「日本人は出て行け」と。

高須:そうなんや。

山下:傷ついて、ショックを受けて、(日本人が嫌われているのは)本当なんだと実感しました。でも、仲間として受け入れてくれた「ビリビリ動画」のファンは、アンチコメントが沸くたびに僕を守ってくれたんです。もうボロ泣きしましたね、コメントを見ながら。

高須:そこからぐっとハマったんや。

◆一番観られた動画は「時間割」

山下:当時はインターネットが発達していなかったので、日本の学生生活や文化について、すごく質問されました。それをSNSで答えていたんですが、キリがないので、動画で紹介することに。2014年から本格的に動画を作り始めました。

高須:一番再生回数が多かったのはどんな動画なの?

山下:日本の学校の時間割の紹介ですね。「高校生なのに4時に学校が終わるの? 小学生の時間割じゃない?」みたいな反応が(笑)。

高須:中国ってそんなに勉強してるの?

山下:すごいですよ。今は少し穏やかになりましたけど、いい大学に入れなければ人生が終わる状況だった。日本は勉強がダメでも野球や音楽など、勉強以外の選択肢があるし、なんとなく認められている。でも、当時の中国にはそれがなくて。

高須:中国の人は、どういうことで悩んでるの?

山下:やはり「勉強ができない」とか。家賃も上がって、車も高くて、これから先どうしよう、みたいな。だから僕は、勉強ができなくても生きる道があることを、動画で観せたい思ったんです。とことんバカやって、僕が成功すれば、ネットを通じて「こういう生き方もあるんだ」「人気者になって食っていけるんだ」と証明できると思ったんですよね。

+++

山下さんの動画はこちらから観ることができます。次週は、山下さんから見た日本人YouTuberや、自身の会社「ぬるぬる」についてトークします。山下さんのクリエイティビティに高須が共鳴する一幕も!? お楽しみに。

<番組情報>
タイトル:空想メディア
放送日時:毎週日曜 25:00〜25:29
パーソナリティ:高須光聖
番組HP:https://www.facebook.com/QUUSOOMEDIA/
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  • “おもろい奴が偉いexclamation ��2”は、我が大阪ならではだったんですね( ̄▽ ̄;)( ̄▽ ̄;)(爆)。
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