丸井グループが、「ファブリック トウキョウ(FABRIC TOKYO)」を展開するFABRIC TOKYOと資本業務提携契約を締結したと5月23日に発表した。出資金額は非公開としているが、今回の増資により、FABRIC TOKYOは設立から現在までの資金調達額が累計20億円を超えたという。
丸井グループは、2015年3月期から小売セグメントにおいて百貨店型からSC型へ事業モデルの転換を進め、2019年3月期に計画を完了。次なる店舗戦略として、デジタルネイティブ世代の利用頻度が高いといわれるD2Cやシェアリング、サブスクリプションなどのデジタルネイティブブランドで構成された店舗「デジタル・ネイティブ・ストア」の実現を掲げている。
ファブリック トウキョウはオンライン上でビジネスウェアをカスタムオーダーできるD2Cブランドで、20代〜30代のビジネスパーソンを中心に支持を得ている。丸いグループへは現時点で3店舗を出店しているが、今回の増資を皮切りにファブリック トウキョウは「マルイ」や「モディ」への出店を拡大する。
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